ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE

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  • 2015年05月15日(金)

    先日ご紹介したAJS納車時の風景です。

    オーナー様は初めての英国車なので事前に操作のイメージトレーニングをして納車を待っていたようですが、
    このAJSが右チェンジ、左ブレーキと言う事はわかっていたのですが、
    AJSに搭載されているバーマン社製のギアボックスはシフトパターンが俗に言うレーシングパターンで予想外のワンアップスリーダウンの4速。

    軽くパニックになりながらの練習風景です。笑

    操作説明、始動練習を終え、ご自宅の近所の七里ヶ浜海岸の駐車場で小一時間練習をして頂き、
    その後はお客様のご自宅までテストラン、後ろから車で見守っていましたがご自宅に到着するころにはすっかり慣れていました。

    初めての英国車でもしっかり操作できるまで納車時にご説明させて頂き、
    練習にお付き合い致しますますのでご興味のある方は安心してお問い合わせください。


    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES
    納車説明担当 木谷



    2015年05月10日(日)

    R0095955

    先日納車した1951年AJS18Cです。

    外観は1953年製と言う歴史を感じるパティナ満載で、各部オリジナルペイントも残っているような時代感のあるルックスですが、
    各機関はオーバーホール済みでしっかりしてますので絶好調です。

    トライアルコンペティションモデルなので最高速が何マイル出る!と言う事がアピールポイントではありませんが、
    十分なパワーと、歩くぐらいのスピードからギクシャクせずに加速して行くフレキシビリティが魅力です。

    まあ何よりも・・・かっこいいので走行動画も撮ってみましたー



    戦前車だけでなく実はこういった1950-70年代のスクランブラー系もうちは力を入れています。

    似た車両でマチレスG3LCが在庫としてあります。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。




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    2015年03月17日(火)

    R0093615
     
    OUR LINE-UP

    AJS,BSA,TRIUMPH, NORTON,SUNBEAM and MORE




    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES


    2015年02月19日(木)

    R0093763

    試乗中にフロントフォークが動かなくなると言うトラブルに見舞われてAJSのフォークを分解すると

    IMG_0035

    ガッツリ錆で腐食していました。

    押し引きしたり近所を流す分には非常にスムーズに動いていたのですが、
    ハードブレーキングでかなり沈み込んだ時に丁度腐食で荒れている部分とトップブッシュが噛みこんだようです。

    IMG_0040

    フォークの構成部品です。
    マチレス、AJSのテレドロリックフォークは戦中から使われており、英国車の市販車の中ではかなり先進的です。

    ロッドタイプのダンパーはコンベンショナルなタイプですが、
    40年代から既にアルミ製のボトムスライダーが使われています。

    IMG_0044

    樹脂製のオリジナルトップブッシュ。

    IMG_0041

    この時代でリバウンドスプリングも装備されています。

    いや~モダンですね。



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    2014年09月06日(土)

    今日は海外で売りに出ているAJSの車両紹介をしてきます。

    高年式の車両で良いものがなかったので2台だけの紹介ですが、
    フラットタンクに興味のある方にはお勧めの車両です。


    AJS
    1926 G6 350cc (OHV) 現地車両価格EUR13500


    以前AJSを紹介した時にも出てきた戦前AJSを象徴するBIG PORTです。
    もちろんハンドチェンジでVINTAGE MOTORCYCLEの雰囲気がプンプンとしますが、
    見た目の特異性はもちろん、20年代や30年代のバイクには独特の乗り味があります。
    乗った人にしかわからないので簡単な言葉で表すのは難しいですが、
    まさに古き良き時代のモータースポーツの感覚を楽しめます。


    AJS K6
    1928 K6 350cc (OHV) 現地車両価格GBP15500


    もう1台BIG PORTが売りに出ています。
    オリジナルペイントのヤレ具合がとてもかっこいいですね~
    この時代特有のアセチレンのヘッドライトも付いています。
    こちらもハンドチェンジでVINTAGE期の乗り味を存分に楽しめる一台です。


    この辺の車両は誰にでも乗れますよ、とは言いませんが、
    本気で乗りたければ私は東京のど真ん中、決して良いと言えない交通環境で乗っているので大丈夫でしょう。
    例えば戦後のバイクに比べれば修理に時間がかかったりパーツ代が割高になったりと忍耐力が必要ですが、
    本気で乗りたいと思った時にはそんなこと考えなくなります。情熱があれば大概大丈夫だと思います。
    パーツが割高とか修理に時間がかかるとか、そういう事が気になって仕方がない場合は、
    まだ乗る時期ではないのだと思います。

    とにかく乗りたいという方がいたらまずはお気軽にお問い合わせください。




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    AJS.big_.port_.racer_.trophy




    2014年08月24日(日)

    今日は先日紹介したMATCHLESSとの関係も深いAJSの紹介です。

    もしかしたら日本ではマチレス以上に知名度が低いかもしれませんが、
    AJSはレース界において多大なる戦績を残しており、
    イギリスのバイクカルチャーを語るにはまず外せないメーカーの一つです。

    創業者のジョー・スティーブンスは1897年に初めてエンジンを組み上げます。
    9人いたジョーの息子たちの内4人は共に働くようになり、1903年には完全なバイクを生産できるようになっていました。
    その頃には既に他社にエンジンを卸すまでに技術的にも成長していました。

    そして1909年には自分達の技術を世間に広める為、会社としてAJSを設立します。
    兄弟の中の一人、アルバート・ジョン・スティーブンスの頭文字を合わせた名前がAJSという名の由来です。
    この頃既にAJSの技術は他のメーカーよりも抜きん出ており、
    1914年のマン島TTレースでは1、2、3、4、6位とAJSが上位を独占します。

    1916年第一次世界大戦勃発により、多くのメーカーはバイクの製造することができなくなります。
    しかしAJSは軍用バイクの製造を依頼され、戦時中もバイクを製造することができました。

    第一次世界大戦後の1920年、再開されたマン島TTレースジュニアクラス(350cc)でAJSは勝利し、翌年にはトップ3を独占します。
    しかも同年セニアクラス(500cc)でもAJSの350ccマシンが優勝します。
    これはセニアクラスを350ccマシンで勝つという初めての快挙となりました。

    1928年、AJSはOHC新型エンジンを搭載したバイクを発表します。
    そして1929年のジュニアクラス、1930年のライトウェイトクラス(250cc)では上位の成績を残します。

    しかし1929年から発生した世界恐慌の影響から多くのメーカーと同じように深刻な財政難に陥ります。
    1931年、財政難によりAJSは倒産しマチレス社に技術資産を売却します。
    以後AJSはマチレス社の中の1ブランドして存続していくことになります。
    1938年のAMC設立以後、AJSとマチレスは基本モデルを共有し別ブランドで展開する体制となります。
    その為現在でも第二次世界大戦後のモデルは、エンジンやパーツはほとんど同じものを共有して使うことができます。

    その後AJSはマチレスと共にレースシーンでも活躍し、7Rやポーキュパイン等の名車を発表していきます。
    60年代後半にはイギリスのバイクメーカーは安価でありながら性能の良い日本製バイクとの競争に勝てなくなり、
    AMCが倒産、その後何度か権利が移され現在は250㏄以下小排気量車のみ生産されています。

    ここからはいつもの通りAJSのラインナップから個人的に好きなモデルと、
    うちで販売する可能性が高いお勧めの車両を紹介していきます。




    まずは戦前車から

    BIG PORT  350cc OHV

    BIG PORT 350CC OHV
    BIG PORT OHV 350CC
    1928 AJS BIG PORT 350CC OHV

    全て20年代のフラットタンクですがどれも雰囲気ありますね~


    次はちょっと時代が飛んで第二次大戦後の40年代後半~50年代にかけてのバイクです。

    この時代は先日のマチレスの説明でも書きましたが、AJSとマチレスは共にAMC傘下だったので互いに非常に似たバイクを作っていました。


    16M 350cc OHV
    1948 AJS Model 16M II


    16MC 350cc OHV
    1953 AJS 16MC trial bike
    上の16Mと同じテレスコリジッドですが、コンペディション(競技用)モデルの為車高が高くなります。
    もちろんロードモデルのパーツを流用すれば発電機等取り付けも可能です。


    スイングアームが付く16MCS 350cc OHV
    1953-ajs-model-16mcs-1-1036x570


    次はOHV 500ccの18です。排気量以外は基本的に上の16シリーズと同じです。
    18


    18C 500cc OHV
    18C


    18CS 500cc OHV
    18CS


    18S 500cc OHV
    18S


    AJSもマチレス同様、上記のモデルは基本構造が同じで時代が進んでいきますので、
    パーツ供給も非常に良いメーカーです。
    旧車なので希望のものが簡単に見つかるわけではありませんが、良い車両があれば紹介しようと思います。


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