ADDICT CLOTHES JAPAN

ADDICT CLOTHES JAPAN

BLOG
CATEGORY
  • 2011年05月26日(木)

    日中は随分暖かくなりましたね。
    そろそろライダースを着ることができるのは夜かバイクに乗るときだけになってきました。
    商品のほとんどがレザージャケットである私の店はこの季節になると一気に暇になるのですが、
    何も毎日遊んでいるわけではありません。
    次の秋冬シーズンに向けADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのほうも着々と準備を進めています。
    まだ正式に決まったわけではないのですが、
    通常の発売とは異なった形ですが、6月末頃にはお披露目できると思います。
    詳細は後日ご案内させていただきます。

    今日は前から書こうと思っていた記事を一気に書き上げたいと思います。
    他愛もない独り言だと思って興味のある方だけ読んで下さい。

    今日はタイトルにもあるコレクションという内容について書いていきたいと思います。

    私が作るライダースジャケットは、ヴィンテージのようにコレクションしてしまう物にしたいと日々思っています。
    普通に考えれば2、3着もあれば十分なライダースジャケットですが、
    私の店で販売するUK VINTAGE JACKETはデザインやカラーバリエーションの豊富さから、
    5着、10着持っている人もざらではありません。
    それは1つ1つに特別な魅力があり、その人たちを魅了しているからです。
    他のヴィンテージウェアや全く違う製品でもそういうものは数多くあります。
    コレクションしてしまう製品は新旧色々あると思いますが、
    それらはどれも説明されないとわからないような作り手の拘りや思いが詰まった物だと思います。

    現在のヴィンテージウェア市場を見回しても、ライダースジャケットはもちろん、違うジャンルのヴィンテージでも、
    ほとんどの場合当時から良いクオリティーの物を作り世に出していたブランドの物が、
    今でも評価されコレクションの対象になっていると思います。
    しかし現代では効率や売り上げ拡大のほうが強く求められますので、
    昔に比べ有名=物が良いではないような気がします。
    物が良い、と言ってもいろいろな意味があるので難しいところですが、私の作るライダースジャケットは、
    効率よりも一ライダースファンである私自身や、
    他の好きな人達の満足度を再優先しているので、少しずつそれに近づいていっているような気がします。

    日々追求を重ね、説明しなければ絶対にわからないような部分にも拘りがあります。
    ブログやウェブサイトの商品説明で書いていることはほんの一部です。
    ヴィンテージにそれほど詳しくない人にあまり多くを語っても頭に入りきらないと思いますし、
    押し付けがましくもなると思います。
    店頭で直接説明する場合は、接客させて頂ければその方がどういうことを吸収したいかが大体わかりますので、
    場合によってはしつこいぐらい説明させていただきますが、
    知れば知るほど他のタイプが欲しくなるのは私を初め、今まで買っていただいたお客様方が証明してくれています。

    ライダースに限ったことではありませんが、たまに自分はコレクターじゃないんで最低限持っていればいいです。 
    みたいな会話を聞いたり目にしたりすることがあります。
    しかも時にはコレクターというフレーズを少し馬鹿にしたようなニュアンスを受けることがありますが、 
    はたしてどうでしょう?
    物への拘りや追求なくして良い製品は生まれませんし、欲も出てきません。

    それに好きな物をたくさん持っている人達の多くは、
    おそらく自分のことをコレクターだとは言わないと思います。ちなみに私もそうです。
    例えばシリアルナンバーが1-100まで付けられているような物を集め場合は、
    それをコンプリートすることに意義があるのかもしれませんが、
    ヴィンテージウェアが好きで似たような物を複数所有している人の場合は、
    コンプリートするのが目的ではなく、
    ただ好きという理由だけでいつの間にかコレクションと言えるくらいの量になっているのだと思います。
    私も普通に考えればライダースは5着もあれば十分すぎると思いますが、結果的にその10倍は持っています。
    先ほども言いましたが、自分のことをコレクターとは思っていませんし、
    無駄な物を買ったとも思いません。無駄の無い生活なんてつまらないですよね。

    そういう他人からすると無駄とも思えることから新しいことや良い物が生まれるのだと私は思います。
    個人的には全てが平均的な物や人より、何かに特化しているお店や人に惹かれるし好きです。

    全てを上手く平均的に狙ったほうがこの世の中上手くやっていけるのかもしれませんが、
    私にはなかなかそれを受け入れるのは難しそうです。
    今年の秋冬シーズンからADDICT CLOTHESのラインナップはライダースジャケット以外も増えて行く予定ですが、
    マイペースに我が道を進んで行こうと思います。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡



    2011年05月17日(火)

    今日はありそうでなかなか無い、ヴィンテージルイスレザーブロンクスの ダークブルーを2着ご紹介します。



    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s TWIN TRACK BRONX Dark Blue 38  SOLD
    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s BRONX Dark Blue 38 SOLD


    以下以前34インチをご紹介した際のコピーですが、ブロンクスについて簡単に説明しています。

    元々ルイスレザーの代表的モデルでありながら、
    アメリカ的なディティールのエポレットやウエストベルト、アクションプリーツを持つ為か、
    現在ではその後に発売されたライトニングやサイクロンに隠れた存在になっているジャケットです。
    しかし、現在ヴィンテージブロンクスの人気がライトニングやサイクロンに比べ劣る1番の理由は、
    一般的な日本人がジャストサイズで着用できるサイズが無いことだと思います。
    好みはあると思いますが、UK,USどちらのディティールも持つこのデザインは、
    ライトニングやサイクロンには出せない独特の雰囲気があります。

    日本人サイズが無い理由ですが、ブロンクスは1956年に発売されてから60年代に多く販売され、
    コルセアを初めとする襟付きシングルジャケットと共に60年代を象徴するジャケットになりました。
    しかしこの頃は当時の写真を見てもわかるのですが、
    今と比べてもややゆったりとしたサイズ感でレザージャケットを着ています。
    イギリスでは40インチ前後が最も多いサイズなので、必然的に40インチや42インチが多くなるわけです。
    70年代に入ってからはバイクのスタイルも60年代と変わり、
    パッドジャケットが出揃った頃にはタイトなシルエットが好まれるようになっていきましたが、
    その頃にはブロンクスや襟付きシングルは古臭いデザインになっており、
    60年代に比べあまり売れていなかったようです。
    こうした理由からヴィンテージジャケットではブロンクスや襟付きシングルの小さいサイズがないのです。
    ましてや黒以外のカラー物になるとさらに無いというのは言うまでもないと思います。
    それは襟付きシングルやブロンクスは60年代の象徴的なデザインで、
    この時代はレザージャケット=黒というのが常識でした。
    その為発売開始が比較的新しいパッドジャケットに比べ、カラフルなジャケットが受け入れられなかったようです。


    今回の2着ですが、同時期の同じダークブルーでも色味が若干ことなります。
    ブロンクスが少し深みのある濃いダークブルー、ツイントラックはそれよりも青の強いダークブルーになります。


    このサイズのダークブルーのブロンクスをご紹介できる機会は多くはありませんが、
    今回は奇跡的に2着ともミントコンディションです。
    驚くほど安くはありませんが、ブログで紹介するジャケットの中では手頃な価格にしてありますので、
    興味のある方は直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。



    ADDICT CLOTHES   
    石嶋 聡

    2011年05月14日(土)

    先日ご紹介したBLUE LEADERは予想を超えるお問い合わせの数ですぐにSOLDとなりました。
    良く考えてみれば何度かサイズ違いを販売しているのですが、
    ウェブサイトやブログに出すのは初めてでしたので、
    初めて青の襟付きシングルを見た人も多かったのではないでしょうか。
    今日は本来ならコレクションというタイトルでブログを書こうと思っていたのですが、何となく気が乗らないので、
    今日も珍しいOLD VINTAGE JACKETのご紹介をします。




    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s Ladies CYCLONE Turquoise Blue 36 SOLD


    最近ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEでもこのカラーは発売しましたし、
    OLD VINTAGEでもブルージャケットについては度々話したので今日は省略します。
    数ヶ月前に同じターコイズブルーのレディースサイクロンをブログでご紹介しましたが、
    こちらはそれとは違うジャケットです。
    ただこれも普通は頻繁に出てくるジャケットではなく、
    1度販売したジャケットをお客様のご都合により再度販売することになりました。
    このようなジャケットがどんどん新規で入荷することはまずありません。

    レディースジャケットですが、前所有者様は男性なので、体型や着方によっては男性でも十分着用可能です。
    女性ならよほど小柄な方でなければ大丈夫でしょう。

    革は薄手で軽量なジャケットです。シャツぽく着るには良い薄さで、
    ヴィンテージをあまり知らない人には伝わらないと思いますが、
    俗に言うペラいサイクロンです。軽量で着易く柔らかいので、
    同じデザインや年代でも革の異なるヴィンテージでもファンの多いタイプになります。

    状態はダメージもなく上々です。所々薄く黒ずんでいるので、
    派手なターコイズブルーカラーを落ち着かせ、ヴィンテージ特有の良い雰囲気が出ています。




    以前のご紹介でも言いましたが、
    メンズのサイクロンでもブラックやダークブルーならお金を積めばいずれ買うチャンスもあると思います。
    うちでも年に何着かですが入荷しています。
    ただターコイズブルーのようなレアピースはいくらお金があっても無い物は用意できないので、
    気になる方はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。価格やサイズなどの詳細は直接お問い合わせ下さい。



    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡


    2011年05月08日(日)

    今日は連休最終日にふさわしいスペシャルヴィンテージジャケットをご紹介します。




    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s LEADER  Blue Size 36 SOLD


    OLD VINTAGEで数が少ないジャケットには当時の時代背景からいくつかの条件があるのですが、
    その中でも特に稀な条件である、
    小さいサイズ、ブルーカラー、襟付きシングル、この3つが全て揃ったスペシャルジャケットです。
    なぜこの3つの条件のジャケットが少ないかは、
    このブログをいつも見ていただいている方なら大体お分かりだと思いますが、
    簡単に説明すると、襟付きシングルは50年代から続くクラシックなモデルで、
    カラージャケットが売れていた70年代には人気が落ちており、
    更に襟付きシングル=黒という感覚が伝統的にあったので、
    カラージャケットの盛り上がりと同時に発表された多くのパッドジャケットとは当時の販売数が余りにも違います。
    小さいサイズがないのは言うまでのなく、大柄なイギリス人用のバイカージャケットだからです。
    まぁ、この手のジャケットになると大きいサイズの40や42インチでもほとんどありませんが。
    人気は別として、ブラックやダークブルー、レッドのサイクロンと比べても圧倒的にありません。
    私の過去の販売数から見てもターコイズブルーサイクロンよりも少ないです。
    逆に言うとそれだけ襟付きシングルの色物は人気がなかったんですね。
    でもこういう当時人気がなく数が少ないジャケットとなると、
    私を含め現在のヴィンテージファンは逆に興奮すると思います。もちろんかっこいいのが最低条件ですけどね。

    このブログでは希少なヴィンテージも多数紹介していています。その都度説明はしませんが、
    中には過去に私が販売した物を委託などで再販売している物もあります。
    希少な物が頻繁に掲載されていると実はたくさんあるように感じるかもしれませんが、
    同じ物が世を回っていることがヴィンテージでは良くあります。
    それくらい希少な物は新しく世に出てきません。これも断言はできませんが、
    完全な新入荷はもう無いかもしれないですね。

    カラーですが、ブルーとターコイズブルーの中間のような明るいブルーです。
    このジャケットを見てターコイズですか?と聞かれることもありますが、
    当時のカタログを見てもブルーだと思います。
    使っている革や時期によっても同じブルーやターコイズでも色味は違っています。


    サイズ表記は36インチですが、普段ヴィンテージの36インチを着ている人で少しタイトになるかな? 
    くらいのサイズ感です。
    着方によっては普段34インチでも、36インチを着ている方でも着用できるサイズ感だと思います。


    サイクロン程高額ではありませんが、これだけ希少なジャケットなのでそれなりに高額です。
    私の立場で言うのもなんですが、ただ服として着るだけなら何もそこまで高額な物を買わなくても、
    今の物のほうが着心地や形が良いのは当たり前です。
    古い物と新しい物どちらが自分に合っているのか、
    または両方共好みなのか等は色々試して初めてわかってくるのですが、
    必要最低限しかいらないとか、追求しないというの個人的にはつまらないような気がします。
    この辺は以前から思っていることがありますので、次回のブログでまた書きたいと思います。

    もはや一級のヴィンテージは大金をはたかないと手に入らない時代になってしまいましたが、
    一級のヴィンテージはどのジャンルであれ現行品とは違った魅力があるのは確かです。
    たとえそれを理解できるのが極々一部の人だけであっても。
    個人的にはあまり多くの人がわからないほうが逆にいいと思いますけどね。

    ということで、こだわりのある方からのお問い合わせをお待ちしております。
    価格やサイズ、状態などの詳細は直接メールかお電話でお問い合わせ下さい。



    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡






    2011年05月01日(日)

    今日はOLD VINTAGE TURQUOISE BLUE ジャケットのご紹介です。



    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s GT MONZA  Turquoise Blue Size 38  SOLD


    70年代以降のパッドジャケットにはそれ以外の形よりも、
    カラー物が多く存在すると以前のブログでご説明したと思いますが、
    それらのほとんどはダークブルーやレッドです。
    ブルーやターコイズブルーはカラー物の多い70年代以降のパッドジャケットでさえもそれほど多くは存在しません。
    ハードな印象のパッドジャケットはもちろんブラックレザーもかっこいいですが、
    ブルーやターコイズブルーは同じデザインでも全く違う印象を与えます。

    今回のGT MONZAですが、適度な着用感があり程よくシワが入っています。
    丁度良く着込まれているので、派手な色ですが落ち着いた印象です。

    こちらは以前当店で販売したもので、お客様のご都合により再度当店で販売することになりました。
    現在同じターコイズブルーの36インチがウェブサイトに掲載されていますが、
    そちらよりかなり抑えた価格になっています。
    コンディションも良いので、
    ターコイズブルーのジャケットをお探しの方は価格等の詳細はお電話かメールでお問い合わせください。



    ADDICT CLOTHES 
    石嶋  聡







    2011年04月30日(土)

    昨日から販売を開始したADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新作ジャケットですが、
    いつもより少し多めにご用意していたのですが、初日でほとんどがSOLDとなりました。
    開店前には行列ができており、中には朝早くから並んでいただいた方もいたようで、
    毎日夜中まで作業に費やした苦労と疲労が一気に吹き飛びました。

    本日も多くのお問い合わせを頂き、
    現在の在庫はAD-03 HORSEHIDE BRITISH ASYMMETRY JACKETが完売、
    AD-02 COWHIDE DOUBLE RIDERS JACKET Turquoise Blueは36インチがあと1点です。

    今回を最後に秋冬シーズンまでADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの入荷はありませんので、
    ご希望の方はお早めにお問い合わせ下さい。


    近日中にまた珍しいOLD VINTAGEをいくつかこちらで紹介したいと思います。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡








    2011年04月26日(火)

    先日のターコイズブルーに続いて、GWに発売するもう1種類のジャケットのご紹介です。
    今やUKヴィンテージライダースファンなら画像を見れば誰もがわかるデザインのこちらです。




    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-03 BRITISH ASYMMETRY JACKET Black 


    ジャケットを作り始めた当初から要望が多く、
    一部の人達にはジャケット製作を始める前から冗談?で言われ続けていきた型です。
    当初はそれほど作る気があったわけではないのですが、
    ご要望がすごく多かったことと、自分のイメージする仕上がりと、
    実際の製品の仕上がりがかなり近くなってきたので、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEでライダースを作る際のコンセプトでもある、
    OLD VINTAGEに負けない佇まいや、
    雰囲気があるジャケットを作れるかどうかチャレンジする為に製作に取り掛かりました。

    この形もAD-02 DOUBLE RIDERS JACKET同様、当時のオリジナル発売後、似たデザインの物はもちろん、
    現在ではライダースブランドやデザイナーズブランドから同じデザインの物が多く発売されています。
    当時は全くポピュラーなデザインではなく、他のモデルに比べ短期間しか作られていなかったジャケットです。
    しかしそれが逆に希少性を生み、
    ヴィンテージでは1つとび抜けた存在になっていることはご存知の方も多いと思います。
    左右対称なデザインが多いライダースにおいて、
    フロントのスナップベルトや左胸の斜めポケットなど、デザインにも他とは違った特徴があります。
    AD-02の時も同じことを考えていましたが、ただ単に同じデザインをそのまま作ったり、
    ポケットの形をちょっと変えたりすることには興味がありません。
    もちろん狙いは上質なOLD VINTAGEに負けない物作りです。
    私はヴィンテージの販売を主としているのでもしかすると自分の首を絞めているのかもしれませんが、
    自分に嘘はつけません。
    可能かどうかとか、もしかすると馬鹿する人もいるかもしれませんが関係ありません。
    好きなヴィンテージを越えるつもりで作ります。
    多分今までに仕入れたこの形のヴィンテージは50~60着ぐらいでしょうか。
    その全てが経年変化の具合や革の厚み、柔らかさ等が違い、それぞれが異なる表情を持っていました。
    その5,60着のパターンの中の1つ、
    オイルをふんだんに含んだ、しっとりとした上質な革の質感のヴィンテージジャケットをイメージして作りました。

    革はAD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET Dark Blueと同じ革です。
    何度もブログやウェブサイト、もちろん店頭でも馬革は硬くて重いイメージがあるけど、
    使っているのは柔らかくて比較的軽い革です。と説明していますが、
    今でも電話の問い合わせなどで馬だと硬くて重いですよね?と聞かれます。
    AD-02 ホースハイドダークブルーは既に完売してしまったので今はお見せできませんが、
    あまりイメージや固定観念にとらわれていては良いものは見えてきません。
    今まで発売してきたジャケットを買ってくださった方の中には、
    何人か初めて新品のライダースを買います。 という方もいました。
    ヴィンテージが好きだから新品のライダースは毛嫌いしてきたけど、すごく気に入っています。
    時間作って見に来てよかった。 
    という作り手としても励みになるすごく嬉しい言葉を頂きました。
    インターネットを使うと、簡単にあたかも知っているかのような気になれる時代になりましたが、
    百聞は一見にしかずです。
    そういう行動こそがより良い物を見つける唯一の手段ではないでしょうか。
    それは買う立場の消費者も、作る立場の私達も同じことです。
    地方の方からも数多くお問い合わせを頂いていますので、今後は直接手にとって見られるよう、
    生産できる範囲で少しづつ販売店も増やそうかと思います。
    もちろん通販を希望される方は不明な点があればお問い合わせ下さい。
    遠方の方の為にもここで色々詳しく書いています。

    話がそれましたが、先日同じ革を使用しているAD-02ホースハイド、
    ダークブルーを常連さんが店に着て来てくれました。
    まだ購入から1カ月ほどしか経っていないのですが、ほぼ毎日着ているようで、
    ホースハイド特有のツヤ感とシワが絶妙に入りとてもいい感じになっていました。

    やっぱりライダースやブーツ、デニムなんかは人の手に渡った後更に良くなりますね。
    先日のブログでVINTAGEが経過してきた時間は作れないと言いましたが、
    まだ1か月ですがこれがまさにそうですね。
    機会があればここで画像付きで紹介できればと思います。

    各ディティールのバランスですが、もちろん抜かりなく仕上げています。
    パターンナーさんとの打ち合わせの際は、
    1着1着微妙にバランスの違うヴィンテージを一から見直すため、
    このデザインのヴィンテージを私物、在庫、取り置き品など10数着揃えて型紙作成をしました。
    何色も揃ったカラフルな光景は普段まず見れない景色なので写真でも撮ってここに載せるべきでした。
    偶然色々揃っている時期だったので作るタイミングとしてもベストだったと思います。
    今まで同様、全体のバランスはヴィンテージをベースに気になる部分を微調節しました。敢えて言うなら初期型です。

    GWというシーズン終わりに近づいての発売になりますので、
    今年中のこのパターンでの発売は今回のみになります。ぜひGW期間中は実物をご覧になってください。
    先日のAD-02 ターコイズブルー同様、29日金曜日からの発売になります。


                                                                         
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡







    2011年04月24日(日)

    今日は先日のブログで告知した、GWに発売するADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの紹介です。
    2種類発売されますが、まずは既に発売中の雑誌HUGEにも掲載されているこちらから。




    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 COWHIDE DOUBLE RIDERS JACKET
    TURQUOISE  BLUE  Size 34,36,38,40 


    このブログを読んでいるヴィンテージファンならご存知だと思いますが、
    先日のブルー同様、ヴィンテージでは熱狂的なファンが数多く存在するカラーです。
    一見とてつもなく派手なカラーですが、
    ハードなレザーライダースとは一見そぐわないと思うこのカラーとのバランスが絶妙な1着です。

    今までヴィンテージのこのカラーを数十着仕入れてきましたが、
    他のカラー同様細かい革の違いや色味の違いがあります。
    着込まれて汚れたジャケットには独特の雰囲気があり、
    試着程度にしか着られていないきれいなジャケットでも、
    30年以上前になめされ染色された革は微妙にですが自然に経年変化をしています。
    それは当時のなめしや染色の仕方であったからここまでの経年変化をしているわけで、
    現代の方法では30年経とうが50年経とうが、
    ヴィンテージのようにならないことを染色業者さんに出入りするにつれわかってきました。
    今後どれだけ私がジャケット製作に没頭してもOLD VINTAGEが経過してきた時間だけは作ることができません。
    ヴィンテージがいつまでも色褪せない理由はそこにあると思います。

    本来ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEではヴィンテージの完全レプリカを作る気は全くありません。
    いつも言っていますが私はヴィンテージの専門家です。
    そのヴィンテージの良いところを全て残した上で更に良いと思えるものを作っています。
    本来省略するような部分に拘って作っているのはその為です。
    今まで作った物は革を当時の物と全く同じように合わせるのではなく、
    ヴィンテージの雰囲気を壊さずに更に良い手触りや質感、着心地を求めた結果展開しているのが、
    過去に発売したシープとホースの2種類のレザージャケットです。

    そして今回ターコイズブルーを作りにあたって色々考え試しましたが、
    私自身もターコイズブルーには思い入れがあります。
    まずはどれだけヴィンテージに近い物が作れるかチャレンジしたいという思いもあり、
    直球勝負でオリジナル同様のカウハイドを使うことにしました。
    ヴィンテージのターコイズブルーを持っている人だとわかると思いますが、
    ヴィンテージターコイズブルーのほとんどがハリのあるカウハイドが使われています。
    軽さや着易さを優先して現在展開中のシープスキンを使うことも考えましたが、
    同じ色味をだすにしても原皮が違えばそれも変わり、
    着用後の雰囲気、シワの入り方シボの出方は大きく変わってきます。
    個人的な思い入れもあり、敢えてヴィンテージと同じターコイズブルーを作る気で作成しました。

    上でも説明しましたが、どうしても派手なカラーなので馴染みが悪いのは事実です。
    今なめして色を付けた革は発色も良く、わざとムラをつけても中々良い感じにはなりません。
    そこで私がヴィンテージの派手なカラーで最も好きな薄汚れた雰囲気を再現してみました。





    派手なターコイズブルーを自然な経年変化で汚れたような落ち着いたトーンにして、
    所々擦れた傷を作りヴィンテージ特有のヤレ感を出しました。
    1番上画像でもわかると思いますが、遠目に見ると擦り傷などは目立たず、
    自然に派手なカラーを着ることができるようにした、ほんの味付け程度の加工です。
    大げさで不自然な加工が苦手な私でも満足できる仕上がりです。


    連休初日の29日金曜日から発売になります。
    他のジャケットもターコイズブルーで発売しないか気になる方もいると思いますが、
    今年はこれ以外に作るつもりはありませんので、
    HUGEやこのブログの画像を見てテンション上がった方はぜひGW期間中にご来店いただければと思います。

    もう1種類の新型については、明日か明後日紹介したいと思います。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡


    2011年04月14日(木)

    今日は昨日告知した、ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新色ライダースのご紹介です。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE SHEEPSKIN CENTER ZIP JACKET
    Vintage Blue  Size 34.36,38  


    さすがにファンが多いカラーだからでしょうか、昨日画像を出しただけでしたが既に数件お問い合わせを頂きました。
    何度か別素材とカラーで発売している襟付きシングルなので、
    以前と同じような商品説明をしてもつまらないと思います。
    決して世に多くないブルーライダースですが、ヴィンテージでは一部の人たちに熱狂的に支持をされています。
    今日はその魅力と作成~完成までの道のりを紹介したいと思います。

    ライダースやレザージャケット=ブラックというのは当たり前ですが、
    私にとっても一部のUKライダースファンにとってもダークブルーやブルーのライダースは特別な存在です。
    私が中学生の頃最初にライダースに興味を持ったときは今から20年近く前のことです。
    もちろん今のようにインターネットなどありませんので、
    情報は雑誌やお店に行って自分の目で見るしかありませんでした。
    選ぶとしても今のようにファッションブランドはライダースを作っていませんでしたので、
    ほとんどがアメリカンブランドの黒か茶色のライダースだったと思います。
    更に今ほどヴィンテージライダースが細かく年代やカテゴリー分けされていませんでしたし、
    渋カジの終わりの頃なので、それこそ新品ではSCHOTT、VANSONがメインの時代です。
    当時の大人が今よりも圧倒的にアメリカに憧れていた時代なので、まあ当たり前といえば当たり前です。
    イギリスのジャケットに注目している人なんて、イギリスの音楽にどっぷり漬かっている人か、
    イギリスのバイクに乗っている人がセットでジャケット着ていた時代です。
    私は選択肢のない中で模索していた数年後にUKライダースと出会うわけですが、
    USライダースに比べ細身で着丈の長いジャケットが多くのめり込んでいきました。
    そしてシルエットやデザイン以上に魅力だったのがカラーバリエーションです。
    黒か茶と決めつけていたライダースに紺や青や赤があったわけです。
    しかも最初に丁度良くヤレたいい雰囲気の物を見てしまったので尚更でした。
    15,6歳の頃に当時の新品のショットやヴァンソンを何度も試着して、
    なんか違うな~と思っていたのが、これを見つけた瞬間一気に理想と一致したのを今でも覚えています。
    今は本当に色々なライダースが世にありますし、そのほとんどが形も良く着るとかっこよく見えると思います。
    ここ数年でライダースを買い始めた方たちは知らないと思いますが、昔は今に比べ本当に選択肢がありませんでした。
    その分逆に私はUKヴィンテージとの出会いが大きかったのだと思います。
    音楽や好きなファッションデザイナーなど価値観が変わるような衝撃を受けたものがほんの少しだけありますが、
    UKライダースはまさにそれの1つです。結果その時は想像もしていませんでしたが、
    今はそれを仕事にしています。
    私は多分世界で一番多くUKヴィンテージライダースを見て、数多く時間もお金を使ってきました。
    そしてそれに携わる時間も果てしなく多いのですが、それは世界一好きだからできるのだと思います。
    そして今はヴィンテージと同時に、ジャケット作成にも誰よりも多くの労力を使っていると思いますが、
    それが自分の満足できる物作りに繋がっていると思います。


    最近は歳を取ったせいもあり昔に比べ黒を着る機会が増えましたが、
    ブルーライダースには昔から並々ならぬ思い入れがあります。
    もちろん同じ革で黒でも色々と違いは出るのですが、青も本当に違います。
    私がイメージする、ヴィンテージUKライダースのブルーは青なら何でも良い訳ではありません。
    もちろんヴィンテージにも色々な色味があり、
    経年変化で多少色は変わっているのですが、やはりそれは独特のブルーです。
    これは今ブログを読んでくれているヴィンテージファンの中には頷いている人も多いと思います。
    今まで自分が欲しいと思うブルーライダースがヴィンテージ以外に見当たらなかったので、
    他のカラーやジャケット作成と同時に進めてきました。
    勘違いして欲しくないのは、別に他の製品が悪いと言うわけでは決してなく、
    自分の思うピンポイントのヴィンテージブルーとは違うという意味です。
    もちろん最初は失敗し革も時間も多く使ってきましたが、やっと私の思うヴィンテージブルーが出来上がりました。
    革の染色業者さんにヴィンテージブルーライダースを複数持込み、何度もミーティングを重ねてはサンプルを作り、
    最初は????みたいな顔をされながらも1つ1つ違いを説明してきた甲斐がありました。


    ジッパーはもちろんオリジナルジップで、ジップテープの色は先日のダークブルーとは別の色にしています。
    別にダークブルーと同じテープの色でも問題ないのですが、
    リアリティーを出す為のこだわりです。革、ジップテープ、金具のコントラストも完璧です。



    ヴィンテージでも赤や青は派手で敬遠する人もいるのですが、色味でそれは大きく変わります。
    ヴィンテージブルーと銘打っているとおり、少しくすんで褪せたような色を再現していますので、
    ちょっと派手だな~、と思っている人にもぜひ試してもらいたいです。
    更に着こんで薄汚れてくれば完璧です。
    擦れたところが削れて地の色が見えるようにしてあるので、経年変化もヴィンテージのように楽しめます。

    今回は何度も色出しを試した革サンプルの中から、
    上手くいったロットからの生産になりますので、通常とは異なり34,36,38インチでのサイズ展開になります。
    昨日のリブジャケットと共に土曜日にぜひ実物をご覧いただければと思います。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡





    2011年04月13日(水)

    今までいくつかのモデルを発売してきたADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのレザージャケットですが、
    素材や細かなディティールは変更してあるものの、
    全てイギリスの伝統的なモーターサイクルジャケットのデザインがベースになっています。
    私はヴィンテージが専門なので、
    今後も物作りのベースはデザインなり素材なりヴィンテージから触発される部分が多いのは間違いありません。

    しかし新しく物を作る以上、そこには今作る意味が必要だと思います。
    そもそもオールドヴィンテージと全く同じ完全なレプリカはまず作れません。
    かなり似ていてもその道のコアなファンが見れば違いは一目瞭然です。
    であれば、似たデザインでもより良い素材や着心地、シルエット等、改良すべき部分は徹底的に改善し、
    残すべき良い部分はできるだけ再現するのが、私が作るライダースです。
    その為私はジッパー1つでも気になってしまいます。
    こだわり抜いて満足のできるジャケットができ私も毎日のように着ていますが、
    それでも今の物より着心地やシルエットが良いとは言えないOLD VINTAGEですが、
    独特の存在感や魅力が薄れることはありません。それがヴィンテージのすごいところですね。

    ジャケットを作成するようになり、自分の求める革や染色方法を求めて日々研究奔走していますが、
    今までのヴィンテージジャケットとして出来上がった状態の革ではなく、
    原皮での状態や、染色の終わった後の1枚革で革を見る機会が多くなりました。
    そもそも良い革というのは余りにもありきたりです。
    簡単に言うと同じ革なら傷がないものが良い革で等級も高いのですが、
    今やデニムだけではなく、レザージャケットや靴にもユーズド加工をする時代です。
    私の中では傷の有無での革の良し悪しはあまり重要ではありません。
    むしろ新品のジャケットを下ろした後は早く傷がついて欲しいくらいです。
    昔はどちらかというと厚くて少し硬いくらいの革が良いという風潮がありましたが、
    現在のファッション業界では逆のような気がします。
    あまり厚くて硬い革は疲れますし、結果的に多くの人は着なくなってしまいます。
    更にこの辺は一概には言えず個人の好みも大きいです。

    それでは良い革というのはどういうことでしょうか? 

    私の考える良い革とは、一言で言うと適材適所です。
    自分達が作りたい、もしくは欲しいと思う物に合った革をどれだけ見つけることが、作ることができるかだと思います。
    ただ高い革を使えば良いという訳ではなく、目指す製品にあった素材を見つけるのが大事です。
    その為に色々な革業者さんや、タンナーに行き理想の革を求める日々が続いているのですが、
    ヴィンテージを意識したライダースには向いていないけれど、とても上質なシープスキンを去年見つけました。
    その革で作ったジャケットが今週の土曜日16日から発売になります。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE SHEEPSKIN RIB SLEEVE CENTER ZIP JACKET
    Black Size 34,36,38,40 


    襟付きシングルライダース風のデザインですが、袖口がリブになっています。
    胸に切り替えしが入り、ポケットはドミネーターやネブラスカのような縦のハンドウォーマーポケットがあります。
    裏地はヴィンテージで極少量存在するピンクのコットンキルティングです。
    中綿は入っていませんので、今の時期はもちろん、夏と真冬のアウターとして以外は着用可能です。

    私はブログでも店頭でもライダースをシャツのように着ると言っています。
    最近はかなり理解されるようになりましたが、
    昔からシングルはもちろんダブルのライダースもジッパーを開けていつも着ているとよく不思議がられました。
    昔は今よりも多くの人がジッパーを上まで閉めて着るのがライダースの着方だ。みたいな感じがありましからね。
    袖口以外はシングルライダースですが、袖口がリブになるだけで印象や着用用途も大きく変わります。
    ライダースと違いシャツのように袖を肘辺りまで捲くることもできますので、
    柔らかく軽量の革と薄手の裏地も相成って今から夏前までと真冬以外は着用できるジャケットです。

    そして今回のジャケットを作成した最も大きな理由はこの上質すぎるレザーとの出会いです。
    ライダースに使うにはきれいすぎるので使用しませんが、
    同じデザインでウン十万するようなインポートブランドが使っているような素材です。
    ある程度決まったブランドしかこのレベルのシープレザーを使えない理由は、
    それだけ流通量が少なく一部の革業者やタンナーでしか手に入れることができない為です。
    この素材で、シンプルで季節を問わずいつでもシャツのように着られるジャケットが欲しいと思い製作しました。
    OLD VINTAGEや今までのNEW VINTAGEのラインナップとは少し違ったテイストですが、
    この上質な素材でライダースの雰囲気が感じられる日常着ができ満足しています。

    同時に同じシープスウェードを使用したバージョンも発売されます。
    こちらのスウェードも表革同様上質でとても良い肌触りです。




    とにかくこの革の良さは実際に見て着てみなければわかりませんので、ぜひ足を運んでみてください。

    明日は同時に発売する、ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新色ブルージャケットのご紹介をしたいと思います。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡



    2011年04月09日(土)

    今日はOLD VINTAGE JACKETのご紹介です。タイトルのとおりカラフルなライトニングが2着です。





    Lewis Leathers AVIAKIT EARLY 70’s LIGHTNING RED Size 38 SOLD
    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s LIGHTNING TURQUOISE BLUE Size 38 SOLD


    過去何度もヴィンテージジャケットの色についてはブログで説明していますので、
    読んでいただいた方ならヴィンテージライトニングの色物がどれだけ少ないか理解していただいていると思います。
    1度に2着紹介しているので有り難味が薄れるかもしれないですが、
    ほとんどがブラックになるヴィンテージライトニングにおいて、色物の入荷は多くはありません。
    UKヴィンテージライダースでは非常に人気があって、且つタマ数の少ないジャケットです。

    それでは詳細です。

    まずレッドライトニングですが、襟が小さくパッチがスクエアタイプの初期型です。
    この襟の小さい初期型限定で欲しいという方もいらっしゃいますが、
    全体的には圧倒的に通常の大きめのタイプが多いので、実際はこの初期型限定で探すのはかなり困難です。

    サイズ表記は外れていますが、実寸から判断して38インチで間違いありません。
    38インチでも少しコンパクトなサイズ感です。


    続いてターコイズライトニングです。

    OLD VINTAGEの中では言わずと知れた希少カラーです。
    派手なカラーですが、意外にかっこよく着られるのが人気の秘訣でしょう。
    私も十数年前にこのジャンルにはまったのもブルー系のカラーがきっかけでした。
    当時からこのような派手なカラーを着る人が多いわけはなく、上のレッドよりもタマ数は少ないです。
    とにかく希少なターコイズブルーライトニングですが、今回価格は通常の半額ぐらいに設定しています。
    もちろん理由があるのですが、こちらはリサイズされています。
    現在のサイズは通常の38インチとほぼ似たサイズになっています。
    レザー、ライニング共に非常に良い状態です。
    リサイズがなければ倍の価格は付けたいと思う極上のヴィンテージです。
    リサイズによって多少シルエットが変わっていますが、この辺りを気にしない方にとっては現実的な価格です。
    上のレッドライトニングと共に、ご興味のある方は、直接価格や詳細をお問い合わせ下さい。

    リサイズされていない完全オリジナルのターコイズライトニングも38インチが1着入荷しています。
    こちらはそれなりの価格ですが、オリジナルに拘る方はぜひ。


    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡




    2011年04月01日(金)

    明日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKETですが、
    何とか発売までに全てのご予約分と店頭分が入荷しました。
    ウェブサイトに掲載できる画像枚数には制限がある為、各種ジッパーなどの写真をご紹介しようと思います。





    引き手の若干のムラ感や開閉時の少し軽めのテンション、革のヨレた感じなど完璧です。
    本当に緻密で細かい部分ですが、私の作るライダースにおいては非常に重要な部分です。
    革やパーツで気に入らない部分があると気になってしょうがありません。
    シルエットや各ディティールはもちろん、革の質感、色味、ジップ金具とテープの色、
    全てこだわり尽くした結果が出たと思います。
    購入された方の元で大切に着られ、アジが出たジャケットと早く再開したいですね再会したいですね。

    よく着ているシープスキンのダブルもどんどん良い表情になってきています。
    今日試しに一面OLD VINTAGEを掛けてある壁に並べてみました。



    自画自賛ですが、かなり良い面構えです。
    画像ではすごく似たように見えますが、実際はOLD VINTAGEとNEW VINTAGEそれぞれ違った良い部分があります。
    それは同じデザインでも革変わるだけで、新品時に着た印象はもちろん、経年変化も大きく違ってきます。
    明日は同型のシープとホースを同時に比べることができますので、ぜひその違いを感じてみてください。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡



    2011年03月30日(水)

    発売が遅れていたホースハイドダブルライダースですが、今週の土曜日に発売することになりました。


    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET 
    Dark Blue Size 34, 36, 38, 40.  


    当初の予定よりも予約数が増えた為店頭分は各サイズごく少量になってしまいましたが、
    なんとか発売日に全サイズ揃えることができました。
    本当なら私がしばらく着た着用サンプルをブログで紹介したかったのですが、
    予約でマイサイズがほとんど埋まってしまいましたので、今回はありません。
    先日からご予約順にお渡ししておりますが、みなさんすごく気に入って頂けているようです。
    その姿を見て、改めて良いジャケットができたと実感しました。
    何日か着たジャケットを見せに来て頂いた方もいましたが、
    シワが入るだけでかなり良い感じになっていました。
    まだ朝晩は冷え込みますが、日中はレザーを着るのに丁度良い気温になってきましたしね。
    いやー マイサイズが売れ残ってくれないかなー、とか思ってしまいますが、立場的には複雑ですね。

    2日土曜日の13時から発売となりますが、
    前回同様通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡







    2011年03月25日(金)

    先日ご紹介したブルーの402ライトニングは即日SOLDとなりました。ありがとうございました。
    今日は先日の402ライトニングに続いて、同じライトニングのスペシャルジャケットをご紹介します。




    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s LIGHTNING Dark Blue Size34 SOLD

    いまさら説明の必要もないかと思いますが、
    先日の402はライトニングのロング丈バージョンですが、こちらはショート丈のライトニングです。
    確かにライトニングは少し着丈の短いジャケットなのですが、
    それでもこのデザインにはショート丈が良く似合います。
    今も昔も定番となっていることが、何よりこのデザインの完成度を物語っていると思います。

    34インチですが若干大きめに感じます。
    着方によっては普段34インチの方でも36インチを着ている方でも着用できるサイズ感です。

    そして今回も特筆するべき部分はこのカラーです。画像でもわかると思いますが、
    青味の強いダークブルーの中でもブルーに近い色になります。
    ヴィンテージではジャケットの種類によって現存するサイズや色が違うことは最近のブログで既にご説明済みですが、
    ライトニングでブラックなら時間をかければ良い物を手に入れることができるかもしれませんが、
    ブルー系は散々物がない理由をご説明したとおり、待って出てくる物ではありません。
    しかも今日紹介するのはコットンライニングの、色物では初期型といえる時代の物です。

    更に今回は色だけではなく、他の部分にも踏み入ってみたいと思います。
    それはもちろん革なのですが、ヴィンテージの同年代の同じモデルでも、
    革の厚みや柔らかさ硬さそれぞれ違います。
    個体差という程度の微妙な違いの物もあれば、明らかに意図的に薄く、または厚くしているような物もあります。
    革の好みは人それぞれ違いますが、
    大きく分けるとしたらバイク専用のジャケットであればあまり薄くて軽い物は物足りないかもしれませんし、
    逆に街着の人の場合、硬すぎたり重すぎるのは近年好まれていません。
    そして今回のダークブルーライトニングですが、ヴィンテージの中でも薄手で柔らかく、
    とても着易い部類に入るジャケットです。
    当時バイカーのギアとして売っていたジャケットで、
    これだけ薄くて軽いジャケットを作っていたのは少し謎がありますがとにかく着易いです。
    状態が良くきれいなジャケットですが、程よくアジも出ていて雰囲気があり、
    何よりシャツのように軽く着られるのが良いです。
    ヴィンテージで珍しいモデルやカラーの場合元々選べるほど数がありませんので、
    欲しいジャケットで自分に良いサイズがあっても、革まで好みの物に出会うことは非常に稀です。
    しかしこのライトニングは小さいサイズで薄手で軽い革なので、
    ライダースを普段着としてストレスなくガンガン着たい人には、形も色も着心地も最高です。

    サイクロン程ではありませんが、ライトニングのブルー系でこのサイズ、状態は中々の高額になります。
    しかし唯一無二のジャケットをお探しの方には最高のジャケットです。
    この辺の一級品は、どんなに欲しくてお金を用意してもタイミングが悪ければ絶対に手に入れることはできません。
    これは多分、もう次がないような気がするジャケットです。


    興味のある方は直接価格やサイズ、状態などの詳細をお問い合わせ下さい。



    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡







    2011年03月18日(金)

    昨日告知した、日曜日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKETのご紹介です。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKET
    Black Size 34, 36, 38, 40. 


    先に紹介済みのホースハイドのダークブルーと同じ形です。
    60年代後半から70年代初期頃のイギリス製ライダースに使われている革に似た雰囲気の革ですが、
    手触りを更に良くしています。
    以前発売したエポレット付きシングルもシープスキンでしたが、今回はまた少し違った雰囲気に仕上げました。
    手触りの良さはそのままですが、全体的にシボの多い革を使用しているのでオールド感が強調されています。
    更に下の画像のように擦れた部分は革の地の色が見えるようになっています。



    剥げないほうが好きな人もいるかと思いますが、
    今まで発売した中では一番着用後の雰囲気がOLD VINTAGEに近くなります。
    画像は共に私がしばらく着ていたジャケットです。
    発売する製品には塗っていないオイルを余分に入れましたので、ツヤが増しています。
    もし近い状態にしたい場合は購入時に直接お問い合わせ下さい。
    一部のヴィンテージジャケットのように色が剥げてくるのが気になる人にはお勧めしませんが、
    ヤレたヴィンテージジャケットの雰囲気が好きな人には自信を持ってお勧めします。

    ジッパーはもちろん全てオリジナルジップ、裏地は綿なしのコットンキルティングです。

    UKライダースの象徴ともいえるこのデザインは、
    60年代当時から今まで数え切れない程のジャケットがリリースされてきたと思います。
    私は今まで散々ヴィンテージを見て販売してきました。
    デザインは過去に幾度となく発売されているものであっても、
    それらとは違うオーラやこだわりを反映させたジャケットを世に出したいと思っていましたし、今後もそうです。
    そしてヴィンテージのプロである自分でも欲しいジャケットが完成しました。
    作り手としても一消費者としても非常に満足しています。


    20日日曜日の13時から発売となりますが、前回までの問題点を踏まえ、
    通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡 







    2011年03月09日(水)

    予約を受け付けていたADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースですが、
    火曜日で予約を締め切らせていただきました。たくさんのご予約ありがとうございました。
    予約分に関しましては、予約順に入荷次第ご連絡させていただきます。
    店頭発売日は決まり次第ブログでご案内させていただきます。

    約1ヶ月NEW VINTAGEで忙しくてOLD VINTAGEが全く紹介できていませんでしたが、
    スペシャルを初め色々入荷しています。
    その中からルイスレザーのブルージャケットをご紹介します。




    Lewis Leathers 70’s 402 LIGHTNING  Blue Size38 SOLD


    UKライダースのスタンダードデザイン、ライトニングのロング丈バージョンです。
    402に多いのですが、38インチですが少し大きめのサイズ感です。
    40インチを着ている人でも着れそうな感じがします。
    ノーマルライトニングに比べリリース期間が短い為、
    ヴィンテージではノーマルライトニングに比べ数が少ないことは、ヴィンテージファンなら知っていると思います。

    そして今回特筆するべきところはこのカラーです。
    先日のADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのDARK BLUEカラーのブログでも書きましたが、
    UKライダースの魅力の一つとして、豊富なカラーバリエーションがあります。
    その中でもダークブルーやブルー、ターコイズブルーというのは熱狂的なファンがいるのは周知の事実です。
    ライトニングは現在のヴィンテージのタマ数を見ても、
    当時のルイスレザーのラインナップの中でもモンザ系と並び最大のヒットモデルだったはずです。
    ヴィンテージの中でもタマ数の多いライトニングですが、
    モンザと違いブルー系はほとんどありません。おそらく90%以上は黒になると思います。
    ではなぜ、カラージャケット全盛の70年代にヒットしていたライトニングにブルー系がこれほど少ないのでしょうか?
    同じ70年代のヒットモデルのモンザでは、ブルーやターコイズは無いにしても、ダークブルーはかなりの数があります。

    以前仕入れでイギリスに行った際、
    70年代当時にリアルタイムでルイスレザー等のジャケットを買っていた方達と話していた時に面白い話が聞けました。
    60年代からずっと黒一色で展開していたライダースジャケットですが、
    70年代初頭から一気に派手なカラーが増えてきます。
    当時リアルタイムで買っていた人の話だと、すぐにそれを受け入れられたわけではなく、
    どちらかというと、こんなまぶしい色したジャケット着れるか!みたいな反応だったようです。
    それは50年代~60年代に黒一色でイギリスのモーターサイクルジャケットシーンをシェアしてきた、
    ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルでは尚更抵抗があったと言っていました。
    上記の3つのスタイル=黒というイメージが10数年間で根付いていたわけです。
    これを聞いて、ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルにブルーやターコイズが少ないことが理解できました。
    もちろん当時の全ての人が同じことを思ったわけではないでしょうが、
    こんな理由もあってヴィンテージで青のライトニングやマニラ、襟付きシングルを探しても中々見つからないのです。

    今回の402はミントコンディションです、とは言えないですが、
    ヴィンテージブルーレザー特有の黒ずみがアジとなっていてとても良い雰囲気です。
    所々地のベージュぽい色が見えている部分がかなりかっこいいです。




    顔料が剥げて地の色が見えているジャケットを状態が悪いと言う人もいますが、ちょっと意味が違いますよね。
    この辺はまた長くなるので割愛しますが、
    とにかくアジの出た雰囲気のあるジャケットが好きな方にはお勧めの1着です。


    興味のある方は直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。


    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡



    2011年03月02日(水)

    現在発売中の雑誌、HUGEにADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースが、
    ライトニング別冊のVINTAGE LEATHER JACKETには、
    私の私物数点といくつかのヴィンテージルイスレザーを紹介していただいています。

    ライトニング別冊はUSヴィンテージがほとんどですが、
    戦前のアメリカ物~UKまで、写真と言えどこれだけの一級のヴィンテージを見れるだけでも楽しいです。
    ヴィンテージファンはもちろん、ヴィンテージは持っていないけど興味はあるという方ならぜひご覧下さい。

    HUGEではここらしいセンスの良い写真で、
    今月発売のNEW VINTAGEダブルライダースを紹介していただいています。
    雑誌の説明にもありますが、掲載されているホースハイドダブルライダースのダークブルーカラーと同時に、
    同型のシープスキンのブラックも発売になります。
    こちらは後日ブログでもご紹介しますのでご期待下さい。

    現在予約受付中のダブルのダークブルーライダースですが、当初の予定数がほとんど埋まってきました。
    空きの数にもよりますが、あと1週間ほどで予約は終了しますので、気になっている方はお早めに。
    予約分以外とシープのブラックは3月20日~25日頃の発売を予定しています。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡







    2011年02月24日(木)

    今日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新しいジャケットのご紹介です。
    ホースハイドのダークブルーカラーは、
    現在サンプル展示&予約受付中のダブルライダースの為に別注した革なのですが、
    個人的な欲求もあり、少量ですが襟付きシングルタイプも作成することにしました。




    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-01 HORSEHIDE CENTER ZIP JACKET
    Dark Blue  Size 34, 36, 38, 40.  


    少量生産の為、告知は店頭でのみ行っていましたが今週の日曜日27日に発売します。

    UKライダースで青系のカラーというとダブルジャケットをイメージする方が多いと思います。
    確かにヴィンテージの場合でも、カラージャケットが多く発売された70年代当時のイギリスでも青系はダブルに多く、
    シングルもあることにはありますが画像のような襟付きシングルスタイルではなく、
    立ち襟のシングルやパッドジャケットなど、レーシーな雰囲気の物がほとんどです。
    これは先日のヴィンテージブロンクスについてのブログでも書きましたが、
    襟付きシングルは60年代以前のポピュラーなスタイルで、
    この時代はレザージャケット=黒 という時代だったわけです。
    その後70年代に入りカラージャケットが出回りだすのですが、
    その頃には襟付きシングルは当時の流行もあって、それほどポピュラーではなくなっていたのです。
    その為ヴィンテージでも襟付きシングルのブルーやダークブルーはほとんど見かけることがありません。
    それはダブルジャケットの比ではありません。

    この辺の流れを知っていて、というわけではないと思いますが、
    現在作られている新品のライダースでも襟付きシングルは黒が圧倒的に多く、
    意外にこのカラーのシングルは無いような気がします。
    確かにすごくシンプルで一見物足りなさも感じるデザインです。今回はエポレットも付けませんでした。
    しかしADDICT CLOTHES NEW VINTAGEでは各ディティールを追求して作り込んでいます。
    革の色味から質感はタンナーに細かく指定して別注し、
    ジップテープの色や金具の質感はそれぞれ変えています。シルエット諸々は勿論です。
    上の画像はまだ未着用の状態ですが、
    着用するにつれホースハイド特有のツヤが増し更に奥行きのある1着になります。



    ダブルの先にこのシングルを発売することになりましたので、
    これでADDIT CLOTHES NEW VINTAGEではシングルジャケットが3連続になりました。
    確かに世の中の需要の通りライダースデザインの醍醐味は装飾の多いダブルジャケットにあると思います。
    しかしシングルはシンプルで良い意味で主張しないのが魅力です。
    このシンプルなUKスタイルのシングルジャケットはジャンル分けされがちなファッションの中で、
    イギリスが好きでもアメリカが好きでも、カジュアルでもきれい目でも合う万能なジャケットだと思います。

    レザーライダースがファッションブランドのメインアウターになってから早数年が経ちますが、
    私にとってライダースはその前から普段着でした。
    ただ素材がレザーで袖口がジップ開きになっているだけで、例えるならシャツを着る感覚とほとんど同じです。
    季節にもよりますが、ほとんどジッパーも開けて着るくらいシャツと同じ感覚で着ています。
    みなさんがTシャツやサーマルで寒いときにシャツを羽織るように、
    私はシャツの代わりにライダースを羽織るだけです。
    私がそんな日常着として長年着ているのが、このイギリスの襟付きシングルスタイルのジャケットです。
    UKライダースのスタンダードデザインと言えば、フロントに4つポケットが付くライトニングスタイルだと思います。
    しかし私個人のスタンダードはこの襟付きシングルです。

    私が作った襟付きシングルジャケットをきっかけに、
    ライダースをシャツのように肌身離さず着る人が増えてくれると嬉しいですね。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡






    2011年02月19日(土)

    今日は次にADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで発売されるダークブルーレザーについて話したいと思います。

    世間一般ではあまり多いとは言えないダークブルー/ネイビーのレザージャケットですが、
    ルイスやハイウェイマン等のヴィンテージジャケットに興味のある方なら、
    既にこのカラーは見慣れた色だと思います。USヴィンテージの歴史を見てみると、
    1番多いのはもちろん黒、2番目に多いカラーは茶色です。
    その為昔からアメリカ製の物を多く見慣れているライダースファンからすると、
    ライダース=黒か茶という意識が強いと思います。
    しかしカラージャケットが多く発売された70年代のイギリスでは黒に続く色は紺(ダークブルー)でした。
    もっと明るいブルーや昨日のブログで紹介したターコイズブルー等も打ち出していましたが、
    洋服としての着易さを考えた時に、当時黒に続いて多く支持されたのがダークブルーカラーです。
    確かに洋服として見ても、黒いパンツにダークブルーのライダースというのは、上下黒ほど重くなく、
    青やターコイズブルーほど派手じゃなく、
    当時のイギリスから現在の日本まで幅広く人気がある理由が良くわかります。
    日本人がブルーデニムばかり履いていることからもわかりますが、どうも日本人は潜在的に青が好きみたいですね?

    以前雑誌のインタビューやブログでも言いましたが、
    私が十数年前に初めて買ったルイスのヴィンテージもダークブルーカラーでした。
    それまで古いライダースと言えば、黒や茶が多く形も自分の好みに合わないと思っていたのですが、
    初めて買ったそれは着丈も長く程よく細身で10代の私には衝撃でした。
    その当時の新品のデザイナーズブランドではなく、
    数十年前にリアルバイカーが着ていたジャケットがこんなに服としてかっこいいなんてすごい事ですよね。
    逆に言うと、当時リアルに着ていた物だから今これだけかっこいいのだと後に気がつくわけですが、
    この辺は長くなるのでまた今度。
    ラインナップの中に紺や青があったのも、
    私がバイク用ではなくファッションとしてのめり込んでいった理由だと思います。
    昨日のブログでも書きましたが、
    この時代のダークブルーやブルー、ターコイズブルーのジャケットには他には無い魅力があります。
    このブログを呼んでいる方の中には、同じことを感じてのめりこんだ人も多いと思います。


    ヴィンテージでは同じダークブルーでも質感や色味など様々です。
    ほとんど黒に近い場合もあれば、青に近い場合もあります。
    店頭にあるヴィンテージレザーのダークブルーだけでもこのように違いがあります。



    このサイズの画像ではわかりにくいかもしれませんが、
    左のヴィンテージジャケットはツヤがかなり多く少し赤みがあります。右は逆にマットな感じですね。



    右もダークブルーですが、少し暗いところで見るとほぼ黒に見えるくらい濃い色です。
    個人的にはこれも好きですが、
    左は少し青の強い、私が最も好きな色あいの70’sダークブルーです。
    このジャケットはミントコンディションで試着くらいしかされていない状態なのですが、
    これはほとんど着用されていない状態でも、
    革製品に多い悪い意味での新品感が無く、ツヤも程よくあって、実際の革の質感もしなやかで着易いです。


    そこで既にご紹介済みのダブルライダースで使用する為に別注した革がこちらです。



    上の左の画像と比べるとわかると思いますが、かなり良い雰囲気に持っていくことができました。
    ダブルライダースを作るのに3度サンプルを作ったと以前のブログでも言いましたが、
    革もその度に改良して3回目ですごく良い雰囲気に仕上げることができました。
    もちろん実際に2つを比べるとカウハイドとホースハイド、
    厚みや重量が違うので全く同じではありませんが、満足できる仕上がりです。
    着用するにつれ、ホースハイド特有のツヤが出てよりいっそう雰囲気が出ると思います。
    馬革と言うと、昔多かった硬くて鎧みたいな馬革イメージする人も多いようですが、
    上のヴィンテージのようにしなやかで着易い馬革です。


    十数年前にヴィンテージライダースに魅せられ、私は今まで誰よりも多く良いジャケットを見てきたと思います。
    扱ってきた数は既に1000着をゆうに超えています。
    その分理想が高く自らハードルを上げてしまい、ジャケット製作を始めてからは今まで以上にライダース、
    または素材である革と向き合う時間が増えました。
    普通なら考えられないくらいの時間を1つのジャケットに費やしていますが、
    自分が昔感動した物を十数年後に追求して世に出し、同じ物が好きな方達に喜んでもらえていると実感しています。
    正直な所、ジャケット作成を始める前に比べ現在のほうがより一層苦労は増えましたが、
    良い物が出来たときの感動と、認めてもらえた実感が得られると、
    増えた苦労を差し引いてもその苦労はそんなに悪いものではないですね。


    工場に戻していたダブルライダースのサンプルですが、20日日曜日から再度展示することが可能になりました。
    まだ予約は受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ実物をご覧になってください。



    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡



    2011年02月18日(金)

    先月末からブログでNEW VINTAGEの話が続きましたので、
    今日はSPECIAL VINTAGE JACKETを2点ご紹介したいと思います。

    まずはこちら。




    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s BRONX Dark Blue 34   SOLD


    元々ルイスレザーの代表的モデルでありながら、
    アメリカ的なディティールのエポレットやウエストベルト、アクションプリーツを持つ為か、
    現在ではその後に発売されたライトニングやサイクロンに隠れた存在になっているジャケットです。
    しかし、現在ヴィンテージブロンクスの人気がライトニングやサイクロンに比べ劣る1番の理由は、
    一般的な日本人がジャストサイズで着用できるサイズが無いことだと思います。
    好みはあると思いますが、UK,USどちらのディティールも持つこのデザインは、
    ライトニングやサイクロンには出せない独特の雰囲気があります。

    日本人サイズが無い理由ですが、ブロンクスは1956年に発売されてから60年代に多く販売され、
    コルセアを初めとする襟付きシングルジャケットと共に60年代を象徴するジャケットになりました。
    しかしこの頃は当時の写真を見てもわかるのですが、
    今と比べてもややゆったりとしたサイズ感でレザージャケットを着ています。
    イギリスでは40インチ前後が最も多いサイズなので、必然的に40インチや42インチが多くなるわけです。
    70年代に入ってからはバイクのスタイルも60年代と変わり、
    パッドジャケットが出揃った頃にはタイトなシルエットが好まれるようになっていきましたが、
    その頃にはブロンクスや襟付きシングルは古臭いデザインになっており、
    60年代に比べあまり売れていなかったようです。
    こうした理由からヴィンテージジャケットではブロンクスや襟付きシングルの小さいサイズがないのです。
    ましてや黒以外のカラー物になるとさらに無いというのは言うまでもないと思います。

    過去にも34インチや36インチのブロンクスを販売していますが、
    ジャストサイズのブロンクスを購入された方々はみなさんとても気に入っています。
    エポレットやベルトなどデザインが多い分好みも分かれますが、
    はまればオンリーワンな1着になるのは間違いありません。

    上の説明でブロンクスの小さいサイズがどれだけ無いかがわかっていただけたと思います。
    サイズが合いそうな方で興味のある方は、直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。


    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡


    31 / 33« 先頭...1020...2930313233