ADDICT CLOTHES JAPAN

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MOTORCYCLES
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  • 2014年07月24日(木)

    現在発売中の別冊ライトニング VINTAGE BIKE FILEに
    在庫車両の1929 NEW IMPERIAL 7B SPORTSと1960 VELOCETTE VENOMを掲載していただきました。


    各国いろいろなメーカーのバイクが掲載されていますのでぜひご覧になってください。



    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES



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    2014年07月19日(土)

    ※旧ブログからの転載になります。

    前回ヴェロセットについて説明しましたが、
    今回は英国車を語るには絶対に外すことはできない、ノートン(NORTON)の紹介です。

    ノートンはある時期を境にエンジンをシングル(単気筒)からツイン(二気筒)にシフトしていくのですが、
    今回はADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLESで主に扱う、単気筒エンジンのノートンについて書いていこうと思います。


    ノートンは100年以上前の1898年に前回のヴェロセットと同じ工業都市バーミンガムで設立されました。
    最初は自転車を製造していたのですが、その後すぐにバイクの製造も始めます。
    当初は自社製エンジンを持っておらずフランスのプジョー等からエンジンを買っていたのですが、
    1908年には自社製エンジンの製造を開始します。

    英国車は過去存在していたメーカーの数や歴史の長さを見ても、
    オートバイの歴史の中で世界有数の存在なのは間違いありません。
    20年代~30年代にはレースで敵なしと言われるくらい強かった英国車ですが、
    それ以前の1900年代や1910年代はずば抜けた存在ではありませんでした。
    1920年代に入るとイギリスの各メーカーの技術が飛躍的に上がっていきます。
    ノートンはその最たる例で、1924年のマン島TTレースで勝利し、その後1927年に新型OHC CS1エンジンを開発します。
    更にその後そのエンジンを元に進化を続け、レースでは第二次世界大戦で中断する1939年までに幾度となく勝利し、輝かしい戦績を残します。
    そういった信頼からか、その後起こる第二次世界大戦ではイギリス軍にも数多くのバイクを供給しています。

    その後も会社の売却やツインエンジンを市販車の主力にする時期が訪れたりと歴史は続いていくわけですが、
    今日は個人的な好みがこの時代までなので単気筒の話だけにしておきます。

    あとバイクの歴史を説明するにあたってかなりの頻度でレースという表現が出てきますが、
    今はバイクを買う時に現存するメーカーであってもレースの戦績を気にする人はほとんどいないと思います。
    それは長い歴史の中で既にそのメーカーイメージが出来上がっている為であって、
    古い時代は市販車のバイクを売るための最大の広告はレースで勝つことだったからです。
    今から50年も前、もしくはそれ以上古い時代には情報を得る手段はとても少なく、
    レースで上位にいるメーカーのバイクにみんなが憧れたのは言うまでもないと思います。

    当時バイクメーカーのビジネスモデルは市販車を多く売る為に良い宣伝となるレースに勝つマシンを作ろうとするのですが、
    それは市販車の販売の為のレースであって、ノートンの場合まずレースで良い成績を残す為に技術を追求し、
    それを市販車にフィードバックして良い車両を販売するという、他とは一味違ったスタンスのメーカーなのです。



    段々と話が硬くなってきたので、画像で代表的なモデルを紹介していきます。
    同じモデルでも年代で形状が変わってきますが、とてもつもない量になってしまうので
    その辺は各モデルを詳しく紹介する機会があればやりたいと思います。


    まずは20年代、SV(サイドバルブ) のMODEL16H 500cc
    Schermafbeelding 2012-09-21 om 20.51.00

    OHVのMODEL18  500cc
    Schermafbeelding 2011-10-30 om 09.19.20

    20年代のバイクの多くは、フラットタンクと呼ばれるフレームの中にタンクが取り付けられているのが特徴です。
    薄く長いタンクの造形はとても美しいですね。
    ちなみにライトの有無とか16Hのホーンがラッパみたいなのが付いているのはオプションです。
    モデルでのデザインの違いではありません。


    当時の乗っていた人達の写真はこんな感じです。
    IMG_2351
    IMG_1673
    ファッションもいわゆる第二次世界大戦後に確立される、
    現代のバイカーファッションとは全く違うので興味深いですね。


    そして20年代後半に開発されたOHCエンジン、
    後にあのNORTON MANXに続く車種のMODEL CS1 500ccです。
    いわゆるレーサーモデルで、350ccのMODEL CJもあります。
    Schermafbeelding CS1 2012-03-16 om 20.17.52


    次は現代のバイクの形に段々と近づいていく30年代です。
    サドルタンクという丸みのある形状のタンクがフレームの上に乗るスタイルに変化していっているのが特徴です。


    まずはOHV MODEL ES2 500cc1936-norton-es2-3-760x570

     

    MODEL18,ES2が500ccなのに対しこちらは350㏄のMODEL50
    MODEL50canvas
    画像が増えるので載せませんが、もちろん30年代にもMODEL18は存在します。


    そしてそれまでのトップモデルのOHC CS1エンジンを改良したMODEL 30 INTERNATIONAL 500cc
    インターにも 350ccのMODEL 40 があります。
    Norton 1937 international-1


    第二次世界大戦終了後の47年頃には他のメーカーと同じく、
    テレスコピックフロントフォークが採用されより現代的なルックスに変化していきます。

    OHV MODEL ES2 500cc
    norton_es2_1950_500cc


    MODEL 30 INTERNATIONAL をさらに改良したレーサーモデルがMODEL 30M MANX 500ccです。
    英車に詳しくなくてもノートンマンクスという名前はなんとなく聞いたことある人も多いと思います。
    1948-manx



    ちなみに5年間しか生産されていないのでめったに売りに出ませんが、
    こんなスクランブラータイプもあります。

    500T 500cc
    500T_MG_7240
    かっこいい…..


    他にもこれらから派生したモデルもありますが、
    その辺は海外のディーラーが車両持っている時にでも紹介したいと思います。

    で、実際買って乗ろうとなると現地価格はピンキリですが、
    比較的入手しやすいのは20年代か30年代ならSVの16H、OHVの18と50、戦後であればES2辺りですね。
    (派生モデルは除きます)


    タイミングが合えば希少な車種もまだまだ入手できますが、その分現地価格も上がります。
    古い英国車はここ5年くらいで大体ですが20%くらい現地価格が上がっています。
    更に10年前は全体的にもっと安かったのですが、その時は別に安いとも思わないし、
    逆に今が特別高いとも思いません。
    今と比べたら昔は~~ なんてたらればの話は一生言われてると思いますので。

    今後値段がどんどん上がるとか、買って損をしないとかは言いませんが、
    間違いなく言えるのは、5年後、10年後には現在と同じ価格で選べる幅は必ず減るということです。
    だって現時点で希少な英国車でも一部の物を除けば同時期のハーレーに比べればまだまだ安いですから。

    とりあえずノートンシングルはこの辺で、近々また何か別のメーカーを紹介していきます。

    ヴェロセットとノートンの紹介も済んだのでそろそろ海外にある販売車両も紹介していこうと思います。



    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES 



    2014年07月07日(月)

    ※旧ブログからの転載になります。

    今日はADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLESで扱うメーカーの紹介をしていきます。

    第一回目はうちでも間違いなく扱うことが多くなるであろう、VELOCETTE (ヴェロセット)です。


    ヴェロセットはイギリス第二の都市バーミンガムのVELOCE(ヴェロセ)
    という会社が作っていたバイクのことを指します。

    工業地帯でもあったバーミンガムにはBSAやNORTON,SUNBEAM,ARIEL等々、
    古くから多くのバイク製造メーカーが存在しました。
    BSAやNORTONが巨大メーカーだったのに対し、ヴェロセは家族経営のような小さなメーカーだったので、
    BSAやNORTONとは比べようもないわずかな台数を製造していました。
    どれ位規模が違うかというと、例えば59年から発売されたトライアンフのヒットモデルのボンネビルは、
    時期にもよりますが年間平均10000台以上生産していました。
    それに比べ当時のヴェロセットの主力車種VENOMは60年~最後の生産年である70年までの10年間でも3000台程度の生産数です。

    これだけだと小さな会社で生産数が少ないだけに感じるかもしれませんが、
    ヴェロセットは小規模のメーカーながら20年代から長きに渡り様々なレースにおいて輝かしい戦歴を残しています。
    同時に特殊な技術も開発しており、今では当たり前に付いているシフトチェンジの位置が自動で決まるフットシフトを開発したのもこのヴェロセットなのです。

    こういった小規模メーカーの多くは30年代~70年代にかけてどんどん他メーカーに吸収、
    もしくは倒産消滅するのですが、
    ヴェロセットは独自のスタンスを守りながらこの規模のメーカーでは異例の1970年まで製造を続けました。

    とても小さな会社でありながら今でも世界中にたくさんのファンがいる由緒正しいメーカーなのです。


    ここからはざっと簡単にですが年代ごとに代表的なモデルを紹介していきます。

    ヴェロセは1910年代~1925年頃まで2ストロークの250㏄を主に製造していました。
    そして更なる高性能を求め350ccのOHCシリーズ、通称Kシリーズを1925年に発売します。


     KTT 350cc
    KTT

    KTP 350cc
    KTP


    KN 350cc
    Velocette_KN_350_cc_1929


    30年代に入ると量産型のOHVエンジンを搭載するMシリーズを発表。

    MOV 250cc
    1935 MOV


    MAC 350cc
    13485MAC


    MSS 500cc
    1938_Velocette_MSS500_(1)-690x420



    40年代第二次世界大戦後にはLEを発表。
    騒音や振動の少なさ等高品質さが認められ、更にイギリス警察でも使用されます。

    LE
    LE POLICE

    ちなみに戦後まもなくKシリーズの一般販売はなくなり、Mシリーズが主力となっていくわけですが、
    他のメーカー同様フロントフォークはガーダーフォークからテレスコピックフォークへ、リジッドからサスペンションやスイングアームを備えたバイクに進化していきます。


    同じMシリーズでも戦前と戦後ではフロントフォークがテレスコに変わったりスイングアームに変わったりで随分印象が変わってきます。

    MAC 350cc
    ec80df569392e0d810f0dc5d3892ad4d
    Velocette-1954-mac-v-1



    50年代にはダートレースやアメリカ市場向けにSCRAMBLERが、
    そのSCRAMBLERを街乗り用にしたENDURANCEが発売されます。


    SCRAMBLER 500cc
    xgayj9



    SCRAMBLER 500cc
    scrambler



    ENDULANCE 500cc
    1954 Endurance,timing side view.1

    個人的にはここ数年ずっと戦前車にハマって乗っていますが、やっぱりこの辺は好きですね。


    そして同じく50年代にはMシリーズに改良を加えたスポーツモデルVENOM、VIPERが発売されます。


    VENOM 500cc 
    47092

    VIPER 350cc
    47267

    VENOMにはCLUBMANやTHRUXTONなどバリエーションがありますが、
    その辺は後日また詳しく紹介しようと思います。


    とりあえず今回は簡単なメーカーの歴史と時代遍歴によるデザインの変化を書いてみました。
    エンジン等機械的なことについてはそのうちメカニックが更新しますので、興味のある方は見て下さい。


    あとよく聞かれるパーツはあるんですか? についてですが、
    戦前Kシリーズはさすがに簡単に揃いますとは言えませんが、
    戦後の物はみなさんのイメージよりも豊富にあります。


    上で紹介したバイクは現地価格はもちろん差があって探せばある程度出てくるものや、
    もはや年に世界で何台売りに出てるのか?みたいなバイクもあります。

    もちろん国産車に比べればそれなりのお金と忍耐力は必要ですが、
    ちゃんと走る英車に乗った人しかわからないすばらしい喜びが体験できますので、
    興味のある方はぜひお問い合わせ、ご来店お待ちしております。


    それではまた後日別のメーカーも紹介しようと思います。





    2014年07月06日(日)

    20s & 30s.

    Is this old Birmingham???

    R0059598
    R0059595



    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES


    2014年07月05日(土)

    既に告知してある通り、新店舗ではレザージャケットやブーツなどのアパレルと共に
    英国製のヴィンテージ、クラッシックバイクの取り扱いも始まります。
    本格的な始動はこの秋からの予定ですが、既に店舗ではいくつかのバイクも展示販売しております。


    R0059592


    トライアンフやBSAだけでなく、基本的には英国車であれば幅広く対応しています。
    在庫販売はもちろん、持込みの整備、ご希望の年代やスタイルに合った車両をイギリスはもちろん、
    ヨーロッパ中から探すことも可能です。


    英車といってもTRIUMPHやBSA、NORTONくらいしか耳にしたことがない方も多いと思います。
    なので次回から数回に分けて、今後ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLESで取り扱うメーカーの
    簡単な歴史や主要モデルを紹介していきたいと思います。





    ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES
    石嶋 聡



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