• 12/01/02 明けましておめでとうございます

    みなさん明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    さて本年は1月6日13時から営業を開始します。
    6日は19時まで、7日から13時-20時の通常営業になります。
    9日は月曜日ですが、祝日の為営業いたします。

    年末に告知したとおり、7日には10着限定で初めて作成したAD-02のツインストライプジャケットが発売になります。
    これと同じものを作ることは一切ない完全10着限定生産になりますので、
    ライン入りジャケットがお好きな方はぜひお越しください。

    2012年はADDICT CLOTHESにとっても新しい動きのある1年になると思いますので、
    今年の年末に良い1年だったと振り返れるよう、スタッフ一同励んでいきたいと思います。

    ADDICT CLOTHES
    石嶋 聡

  • 12/01/02 明けましておめでとうございます

    みなさん明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    さて本年は1月6日13時から営業を開始します。
    6日は19時まで、7日から13時-20時の通常営業になります。
    9日は月曜日ですが、祝日の為営業いたします。

    年末に告知したとおり、7日には10着限定で初めて作成したAD-02のツインストライプジャケットが発売になります。
    これと同じものを作ることは一切ない完全10着限定生産になりますので、
    ライン入りジャケットがお好きな方はぜひお越しください。

    2012年はADDICT CLOTHESにとっても新しい動きのある1年になると思いますので、
    今年の年末に良い1年だったと振り返れるよう、スタッフ一同励んでいきたいと思います。

    ADDICT CLOTHES
    石嶋 聡

  • 11/08/04 物作り

    昨年末から発売が始まったADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのレザージャケットは、
    今までの私の経験やレザージャケットに対する情熱をご理解いただけているようで、
    おかげさまで発売した物のほとんどがSOLD OUTとなっております。

    NEW VINTAGEと銘打って作成、発売したことにも繋がるのですが、
    本来ヴィンテージとか現行品とかのくくりはどうでもいいと思います。
    かっこよくて、大金払ってでも欲しいと思えれば新品かヴィンテージかなんて関係ないですよね。
    ただ人によっては古い物に惹かれ、また別の人は新しい最先端の物に惹かれるだけです。

    現在ヴィンテージと言われ評価されているものと、
    現在の一般的な製品の最も大きな違いは、時代背景による作り手の目的だと思います。
    基本的にヴィンテージウェアはお洒落着ではなくギアです。本物のギアだったからこそ存在感があるわけで、
    それはライダースジャケットはもちろん、ミリタリーでもワークでもスポーツでもそうですね。
    それら古き良き産物の恩恵を受けながら、現在の製品のほとんどができているわけです。

    私も今から10数年前にヴィンテージライダースに興味を持ち、どんどんはまっていったわけですが、
    知れば知るほどヴィンテージに惹かれていきました。
    元々私は新品の服に携わる仕事をしていましたし、元々全身古着みたいなスタイルは好きではありません。
    古い物しか認めない懐古主義ではありませんので、
    サイズや色が選べてヴィンテージに負けない近い物がないか色々探していました。
    ただ私が探した限りではそれに見合うものはなく、ヴィンテージ一本になっていったわけです。
    そんなこんなで何年も経つわけですが、徐々にある意識が芽生えてきました。

    ヴィンテージの良さをそのまま残した新品のジャケットは今作ることができないのか? 
    それとも誰もやっていないからこの世に無いのか? いつもこんなことを考えるようになっていきました。

    それを確かめる為に金属パーツの業者に出入りしたり、革の勉強を始めタンナーに行ったりとするうちに、
    今まではヴィンテージを見てきた経験で直感で考えていたことが少しず理論的にわかるようになりました。
    過去にこのブログでも何度かこのようなことを書いていますので途中は省略しますが、
    その後昨年末に第一弾を発売するに至りました。

    今日現在、私の店に来て頂く方達は、年齢もファッションのテイストも着ているブランドもばらばらです。
    ただ1つの大きな共通点があります。それは、ヴィンテージというキーワードに興味がある人です。
    それはストレートにヴィンテージジャケットが好きという意味もありますし、
    ヴィンテージジャケットは持っていないけど、ヴィンテージの雰囲気に興味が惹かれる人など様々です。
     
    結果的に買ったか買わなかったかはお金の問題や欲しいモデルや色、
    サイズが無かったりなど人によって違うと思います。
    ただ全ての人に共通するのは、ヴィンテージがかっこいいと感じていることです。 
    理屈や細かいことはこの際どうでもいいでしょう。
    私が興味を持ち始めた当初このジャケットでこの色が欲しいな~ なんて子供のようにいつも考えていました。
    限りある資源なので当時存在しなかったものは絶対に見つからないのがヴィンテージの宿命ですが、
    新品で作成すればそれを自分の為にも同じヴィンテージファンの為にも叶えることができます。
    そして私が作成するに当たって、2つの条件をクリアすることを前提としていました。

    まずヴィンテージに興味があるけど、サイズやシルエットがヴィンテージは合わないという理由や、
    価格の面でなかなかヴィンテージに踏み出せない方達に興味を持ってもらうこと。
    しかもその中であまり今を入れすぎないこと。今を入れ過ぎるとヴィンテージではなく、
    すぐにただの型落ち品になります。
    次は今までうちでたくさんヴィンテージを買って頂いていた方達にも気に入ってもらえる物。
    1つ目だけなら簡単に作れますが、これでは世の中にあるものと似てしまい深みがありません。
    2つ目をクリアしてこそ、NEW VINTAGEとして良い物が出来た証拠になると思っていました。

    結果的には昨年12月からの半年で色違い型違いを含めいろんなバリエーションを発売したのですが、
    購入していただいた方は今までヴィンテージを持っていなかった方達も数多くいますが、
    ヴィンテージばかり買っていただいていた常連さんにも多く買っていただいています。

    物作りを始めて思うのは、自分がヴィンテージを収集して感じていたたくさんの喜びや興奮を、
    自分の作ったジャケットで他の誰かを同じような気持ちにできればと思っています。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 11/08/04 物作り

    昨年末から発売が始まったADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのレザージャケットは、
    今までの私の経験やレザージャケットに対する情熱をご理解いただけているようで、
    おかげさまで発売した物のほとんどがSOLD OUTとなっております。

    NEW VINTAGEと銘打って作成、発売したことにも繋がるのですが、
    本来ヴィンテージとか現行品とかのくくりはどうでもいいと思います。
    かっこよくて、大金払ってでも欲しいと思えれば新品かヴィンテージかなんて関係ないですよね。
    ただ人によっては古い物に惹かれ、また別の人は新しい最先端の物に惹かれるだけです。

    現在ヴィンテージと言われ評価されているものと、
    現在の一般的な製品の最も大きな違いは、時代背景による作り手の目的だと思います。
    基本的にヴィンテージウェアはお洒落着ではなくギアです。本物のギアだったからこそ存在感があるわけで、
    それはライダースジャケットはもちろん、ミリタリーでもワークでもスポーツでもそうですね。
    それら古き良き産物の恩恵を受けながら、現在の製品のほとんどができているわけです。

    私も今から10数年前にヴィンテージライダースに興味を持ち、どんどんはまっていったわけですが、
    知れば知るほどヴィンテージに惹かれていきました。
    元々私は新品の服に携わる仕事をしていましたし、元々全身古着みたいなスタイルは好きではありません。
    古い物しか認めない懐古主義ではありませんので、
    サイズや色が選べてヴィンテージに負けない近い物がないか色々探していました。
    ただ私が探した限りではそれに見合うものはなく、ヴィンテージ一本になっていったわけです。
    そんなこんなで何年も経つわけですが、徐々にある意識が芽生えてきました。

    ヴィンテージの良さをそのまま残した新品のジャケットは今作ることができないのか? 
    それとも誰もやっていないからこの世に無いのか? いつもこんなことを考えるようになっていきました。

    それを確かめる為に金属パーツの業者に出入りしたり、革の勉強を始めタンナーに行ったりとするうちに、
    今まではヴィンテージを見てきた経験で直感で考えていたことが少しず理論的にわかるようになりました。
    過去にこのブログでも何度かこのようなことを書いていますので途中は省略しますが、
    その後昨年末に第一弾を発売するに至りました。

    今日現在、私の店に来て頂く方達は、年齢もファッションのテイストも着ているブランドもばらばらです。
    ただ1つの大きな共通点があります。それは、ヴィンテージというキーワードに興味がある人です。
    それはストレートにヴィンテージジャケットが好きという意味もありますし、
    ヴィンテージジャケットは持っていないけど、ヴィンテージの雰囲気に興味が惹かれる人など様々です。
     
    結果的に買ったか買わなかったかはお金の問題や欲しいモデルや色、
    サイズが無かったりなど人によって違うと思います。
    ただ全ての人に共通するのは、ヴィンテージがかっこいいと感じていることです。 
    理屈や細かいことはこの際どうでもいいでしょう。
    私が興味を持ち始めた当初このジャケットでこの色が欲しいな~ なんて子供のようにいつも考えていました。
    限りある資源なので当時存在しなかったものは絶対に見つからないのがヴィンテージの宿命ですが、
    新品で作成すればそれを自分の為にも同じヴィンテージファンの為にも叶えることができます。
    そして私が作成するに当たって、2つの条件をクリアすることを前提としていました。

    まずヴィンテージに興味があるけど、サイズやシルエットがヴィンテージは合わないという理由や、
    価格の面でなかなかヴィンテージに踏み出せない方達に興味を持ってもらうこと。
    しかもその中であまり今を入れすぎないこと。今を入れ過ぎるとヴィンテージではなく、
    すぐにただの型落ち品になります。
    次は今までうちでたくさんヴィンテージを買って頂いていた方達にも気に入ってもらえる物。
    1つ目だけなら簡単に作れますが、これでは世の中にあるものと似てしまい深みがありません。
    2つ目をクリアしてこそ、NEW VINTAGEとして良い物が出来た証拠になると思っていました。

    結果的には昨年12月からの半年で色違い型違いを含めいろんなバリエーションを発売したのですが、
    購入していただいた方は今までヴィンテージを持っていなかった方達も数多くいますが、
    ヴィンテージばかり買っていただいていた常連さんにも多く買っていただいています。

    物作りを始めて思うのは、自分がヴィンテージを収集して感じていたたくさんの喜びや興奮を、
    自分の作ったジャケットで他の誰かを同じような気持ちにできればと思っています。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 11/07/30 FUJI ROCK

    本当に着てくれましたね。

    なかなか嬉しいもんです。

    http://fujirockexpress.net/11/2327.html

    ADDICT CLOTHES

  • 11/07/30 FUJI ROCK

    本当に着てくれましたね。

    なかなか嬉しいもんです。

    http://fujirockexpress.net/11/2327.html

    ADDICT CLOTHES

  • 11/07/28 ARCTIC MONKEYS

    本日はスペシャルゲストに来て頂きました。
    明日から始まるFUJI ROCK FESTIVALの出演する、ARCTIC MONKEYSのメンバーが来てくれました。
    ヴォーカルのALEXがADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのライダースを気に入ってくれたようで、
    明日のフジロックでうちのライダースを着てくれると言っていました。

    もし本当に明日ALEXがダークブルーのシングルライダースを着ていたら、
    それがADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのジャケットなので、明日行く方はぜひ注目して見て下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE
    石嶋 聡

  • 11/07/28 ARCTIC MONKEYS

    本日はスペシャルゲストに来て頂きました。
    明日から始まるFUJI ROCK FESTIVALの出演する、ARCTIC MONKEYSのメンバーが来てくれました。
    ヴォーカルのALEXがADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのライダースを気に入ってくれたようで、
    明日のフジロックでうちのライダースを着てくれると言っていました。

    もし本当に明日ALEXがダークブルーのシングルライダースを着ていたら、
    それがADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのジャケットなので、明日行く方はぜひ注目して見て下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE
    石嶋 聡

  • 11/06/29 ありがとうございました

    先週末に開催したADDICT CLOTHES 2011A/W 受注会には、
    予想を超えるたくさんのお客様にご来店いただきました。
    初めての試みでしたが、通常の発売時と違い全てのモデルを1度に見ることができましたので、
    じっくりサイズや色、素材の特色など吟味することができたと思います。
    オーダーをして頂いていた方の中には、今回初めて買っていただく方も多かったように思います。
    別にヴィンテージの知識はなくても、どうせ買うならいい物を着てもらいたいという思いがありますので、
    私としても新しいお客様に多く会え、良い刺激となった2日間でした。

    用意するサンプルの数や工場への発注のタイミングの関係で、こういった試みは頻繁にはできませんが、
    またいつか、何かイベントごとはしてみたいと思います。

    秋冬のラインナップは9月からデリバリーが開始します。
    その頃には少しだけですが、レザージャケット以外の物も登場しますので、またこちらでご紹介させていただきます。

    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡

  • 11/06/29 ありがとうございました

    先週末に開催したADDICT CLOTHES 2011A/W 受注会には、
    予想を超えるたくさんのお客様にご来店いただきました。
    初めての試みでしたが、通常の発売時と違い全てのモデルを1度に見ることができましたので、
    じっくりサイズや色、素材の特色など吟味することができたと思います。
    オーダーをして頂いていた方の中には、今回初めて買っていただく方も多かったように思います。
    別にヴィンテージの知識はなくても、どうせ買うならいい物を着てもらいたいという思いがありますので、
    私としても新しいお客様に多く会え、良い刺激となった2日間でした。

    用意するサンプルの数や工場への発注のタイミングの関係で、こういった試みは頻繁にはできませんが、
    またいつか、何かイベントごとはしてみたいと思います。

    秋冬のラインナップは9月からデリバリーが開始します。
    その頃には少しだけですが、レザージャケット以外の物も登場しますので、またこちらでご紹介させていただきます。

    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡

  • 11/05/26 Collection

    日中は随分暖かくなりましたね。
    そろそろライダースを着ることができるのは夜かバイクに乗るときだけになってきました。
    商品のほとんどがレザージャケットである私の店はこの季節になると一気に暇になるのですが、
    何も毎日遊んでいるわけではありません。
    次の秋冬シーズンに向けADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのほうも着々と準備を進めています。
    まだ正式に決まったわけではないのですが、
    通常の発売とは異なった形ですが、6月末頃にはお披露目できると思います。
    詳細は後日ご案内させていただきます。

    今日は前から書こうと思っていた記事を一気に書き上げたいと思います。
    他愛もない独り言だと思って興味のある方だけ読んで下さい。

    今日はタイトルにもあるコレクションという内容について書いていきたいと思います。

    私が作るライダースジャケットは、ヴィンテージのようにコレクションしてしまう物にしたいと日々思っています。
    普通に考えれば2、3着もあれば十分なライダースジャケットですが、
    私の店で販売するUK VINTAGE JACKETはデザインやカラーバリエーションの豊富さから、
    5着、10着持っている人もざらではありません。
    それは1つ1つに特別な魅力があり、その人たちを魅了しているからです。
    他のヴィンテージウェアや全く違う製品でもそういうものは数多くあります。
    コレクションしてしまう製品は新旧色々あると思いますが、
    それらはどれも説明されないとわからないような作り手の拘りや思いが詰まった物だと思います。

    現在のヴィンテージウェア市場を見回しても、ライダースジャケットはもちろん、違うジャンルのヴィンテージでも、
    ほとんどの場合当時から良いクオリティーの物を作り世に出していたブランドの物が、
    今でも評価されコレクションの対象になっていると思います。
    しかし現代では効率や売り上げ拡大のほうが強く求められますので、
    昔に比べ有名=物が良いではないような気がします。
    物が良い、と言ってもいろいろな意味があるので難しいところですが、私の作るライダースジャケットは、
    効率よりも一ライダースファンである私自身や、
    他の好きな人達の満足度を再優先しているので、少しずつそれに近づいていっているような気がします。

    日々追求を重ね、説明しなければ絶対にわからないような部分にも拘りがあります。
    ブログやウェブサイトの商品説明で書いていることはほんの一部です。
    ヴィンテージにそれほど詳しくない人にあまり多くを語っても頭に入りきらないと思いますし、
    押し付けがましくもなると思います。
    店頭で直接説明する場合は、接客させて頂ければその方がどういうことを吸収したいかが大体わかりますので、
    場合によってはしつこいぐらい説明させていただきますが、
    知れば知るほど他のタイプが欲しくなるのは私を初め、今まで買っていただいたお客様方が証明してくれています。

    ライダースに限ったことではありませんが、たまに自分はコレクターじゃないんで最低限持っていればいいです。 
    みたいな会話を聞いたり目にしたりすることがあります。
    しかも時にはコレクターというフレーズを少し馬鹿にしたようなニュアンスを受けることがありますが、 
    はたしてどうでしょう?
    物への拘りや追求なくして良い製品は生まれませんし、欲も出てきません。

    それに好きな物をたくさん持っている人達の多くは、
    おそらく自分のことをコレクターだとは言わないと思います。ちなみに私もそうです。
    例えばシリアルナンバーが1-100まで付けられているような物を集め場合は、
    それをコンプリートすることに意義があるのかもしれませんが、
    ヴィンテージウェアが好きで似たような物を複数所有している人の場合は、
    コンプリートするのが目的ではなく、
    ただ好きという理由だけでいつの間にかコレクションと言えるくらいの量になっているのだと思います。
    私も普通に考えればライダースは5着もあれば十分すぎると思いますが、結果的にその10倍は持っています。
    先ほども言いましたが、自分のことをコレクターとは思っていませんし、
    無駄な物を買ったとも思いません。無駄の無い生活なんてつまらないですよね。

    そういう他人からすると無駄とも思えることから新しいことや良い物が生まれるのだと私は思います。
    個人的には全てが平均的な物や人より、何かに特化しているお店や人に惹かれるし好きです。

    全てを上手く平均的に狙ったほうがこの世の中上手くやっていけるのかもしれませんが、
    私にはなかなかそれを受け入れるのは難しそうです。
    今年の秋冬シーズンからADDICT CLOTHESのラインナップはライダースジャケット以外も増えて行く予定ですが、
    マイペースに我が道を進んで行こうと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/05/26 Collection

    日中は随分暖かくなりましたね。
    そろそろライダースを着ることができるのは夜かバイクに乗るときだけになってきました。
    商品のほとんどがレザージャケットである私の店はこの季節になると一気に暇になるのですが、
    何も毎日遊んでいるわけではありません。
    次の秋冬シーズンに向けADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのほうも着々と準備を進めています。
    まだ正式に決まったわけではないのですが、
    通常の発売とは異なった形ですが、6月末頃にはお披露目できると思います。
    詳細は後日ご案内させていただきます。

    今日は前から書こうと思っていた記事を一気に書き上げたいと思います。
    他愛もない独り言だと思って興味のある方だけ読んで下さい。

    今日はタイトルにもあるコレクションという内容について書いていきたいと思います。

    私が作るライダースジャケットは、ヴィンテージのようにコレクションしてしまう物にしたいと日々思っています。
    普通に考えれば2、3着もあれば十分なライダースジャケットですが、
    私の店で販売するUK VINTAGE JACKETはデザインやカラーバリエーションの豊富さから、
    5着、10着持っている人もざらではありません。
    それは1つ1つに特別な魅力があり、その人たちを魅了しているからです。
    他のヴィンテージウェアや全く違う製品でもそういうものは数多くあります。
    コレクションしてしまう製品は新旧色々あると思いますが、
    それらはどれも説明されないとわからないような作り手の拘りや思いが詰まった物だと思います。

    現在のヴィンテージウェア市場を見回しても、ライダースジャケットはもちろん、違うジャンルのヴィンテージでも、
    ほとんどの場合当時から良いクオリティーの物を作り世に出していたブランドの物が、
    今でも評価されコレクションの対象になっていると思います。
    しかし現代では効率や売り上げ拡大のほうが強く求められますので、
    昔に比べ有名=物が良いではないような気がします。
    物が良い、と言ってもいろいろな意味があるので難しいところですが、私の作るライダースジャケットは、
    効率よりも一ライダースファンである私自身や、
    他の好きな人達の満足度を再優先しているので、少しずつそれに近づいていっているような気がします。

    日々追求を重ね、説明しなければ絶対にわからないような部分にも拘りがあります。
    ブログやウェブサイトの商品説明で書いていることはほんの一部です。
    ヴィンテージにそれほど詳しくない人にあまり多くを語っても頭に入りきらないと思いますし、
    押し付けがましくもなると思います。
    店頭で直接説明する場合は、接客させて頂ければその方がどういうことを吸収したいかが大体わかりますので、
    場合によってはしつこいぐらい説明させていただきますが、
    知れば知るほど他のタイプが欲しくなるのは私を初め、今まで買っていただいたお客様方が証明してくれています。

    ライダースに限ったことではありませんが、たまに自分はコレクターじゃないんで最低限持っていればいいです。 
    みたいな会話を聞いたり目にしたりすることがあります。
    しかも時にはコレクターというフレーズを少し馬鹿にしたようなニュアンスを受けることがありますが、 
    はたしてどうでしょう?
    物への拘りや追求なくして良い製品は生まれませんし、欲も出てきません。

    それに好きな物をたくさん持っている人達の多くは、
    おそらく自分のことをコレクターだとは言わないと思います。ちなみに私もそうです。
    例えばシリアルナンバーが1-100まで付けられているような物を集め場合は、
    それをコンプリートすることに意義があるのかもしれませんが、
    ヴィンテージウェアが好きで似たような物を複数所有している人の場合は、
    コンプリートするのが目的ではなく、
    ただ好きという理由だけでいつの間にかコレクションと言えるくらいの量になっているのだと思います。
    私も普通に考えればライダースは5着もあれば十分すぎると思いますが、結果的にその10倍は持っています。
    先ほども言いましたが、自分のことをコレクターとは思っていませんし、
    無駄な物を買ったとも思いません。無駄の無い生活なんてつまらないですよね。

    そういう他人からすると無駄とも思えることから新しいことや良い物が生まれるのだと私は思います。
    個人的には全てが平均的な物や人より、何かに特化しているお店や人に惹かれるし好きです。

    全てを上手く平均的に狙ったほうがこの世の中上手くやっていけるのかもしれませんが、
    私にはなかなかそれを受け入れるのは難しそうです。
    今年の秋冬シーズンからADDICT CLOTHESのラインナップはライダースジャケット以外も増えて行く予定ですが、
    マイペースに我が道を進んで行こうと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/02/19 ABOUT DARK BLUE LEATHER

    今日は次にADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで発売されるダークブルーレザーについて話したいと思います。

    世間一般ではあまり多いとは言えないダークブルー/ネイビーのレザージャケットですが、
    ルイスやハイウェイマン等のヴィンテージジャケットに興味のある方なら、
    既にこのカラーは見慣れた色だと思います。USヴィンテージの歴史を見てみると、
    1番多いのはもちろん黒、2番目に多いカラーは茶色です。
    その為昔からアメリカ製の物を多く見慣れているライダースファンからすると、
    ライダース=黒か茶という意識が強いと思います。
    しかしカラージャケットが多く発売された70年代のイギリスでは黒に続く色は紺(ダークブルー)でした。
    もっと明るいブルーや昨日のブログで紹介したターコイズブルー等も打ち出していましたが、
    洋服としての着易さを考えた時に、当時黒に続いて多く支持されたのがダークブルーカラーです。
    確かに洋服として見ても、黒いパンツにダークブルーのライダースというのは、上下黒ほど重くなく、
    青やターコイズブルーほど派手じゃなく、
    当時のイギリスから現在の日本まで幅広く人気がある理由が良くわかります。
    日本人がブルーデニムばかり履いていることからもわかりますが、どうも日本人は潜在的に青が好きみたいですね?

    以前雑誌のインタビューやブログでも言いましたが、
    私が十数年前に初めて買ったルイスのヴィンテージもダークブルーカラーでした。
    それまで古いライダースと言えば、黒や茶が多く形も自分の好みに合わないと思っていたのですが、
    初めて買ったそれは着丈も長く程よく細身で10代の私には衝撃でした。
    その当時の新品のデザイナーズブランドではなく、
    数十年前にリアルバイカーが着ていたジャケットがこんなに服としてかっこいいなんてすごい事ですよね。
    逆に言うと、当時リアルに着ていた物だから今これだけかっこいいのだと後に気がつくわけですが、
    この辺は長くなるのでまた今度。
    ラインナップの中に紺や青があったのも、
    私がバイク用ではなくファッションとしてのめり込んでいった理由だと思います。
    昨日のブログでも書きましたが、
    この時代のダークブルーやブルー、ターコイズブルーのジャケットには他には無い魅力があります。
    このブログを呼んでいる方の中には、同じことを感じてのめりこんだ人も多いと思います。

    ヴィンテージでは同じダークブルーでも質感や色味など様々です。
    ほとんど黒に近い場合もあれば、青に近い場合もあります。
    店頭にあるヴィンテージレザーのダークブルーだけでもこのように違いがあります。

    このサイズの画像ではわかりにくいかもしれませんが、
    左のヴィンテージジャケットはツヤがかなり多く少し赤みがあります。右は逆にマットな感じですね。

    右もダークブルーですが、少し暗いところで見るとほぼ黒に見えるくらい濃い色です。
    個人的にはこれも好きですが、
    左は少し青の強い、私が最も好きな色あいの70’sダークブルーです。
    このジャケットはミントコンディションで試着くらいしかされていない状態なのですが、
    これはほとんど着用されていない状態でも、
    革製品に多い悪い意味での新品感が無く、ツヤも程よくあって、実際の革の質感もしなやかで着易いです。

    そこで既にご紹介済みのダブルライダースで使用する為に別注した革がこちらです。

    上の左の画像と比べるとわかると思いますが、かなり良い雰囲気に持っていくことができました。
    ダブルライダースを作るのに3度サンプルを作ったと以前のブログでも言いましたが、
    革もその度に改良して3回目ですごく良い雰囲気に仕上げることができました。
    もちろん実際に2つを比べるとカウハイドとホースハイド、
    厚みや重量が違うので全く同じではありませんが、満足できる仕上がりです。
    着用するにつれ、ホースハイド特有のツヤが出てよりいっそう雰囲気が出ると思います。
    馬革と言うと、昔多かった硬くて鎧みたいな馬革イメージする人も多いようですが、
    上のヴィンテージのようにしなやかで着易い馬革です。

    十数年前にヴィンテージライダースに魅せられ、私は今まで誰よりも多く良いジャケットを見てきたと思います。
    扱ってきた数は既に1000着をゆうに超えています。
    その分理想が高く自らハードルを上げてしまい、ジャケット製作を始めてからは今まで以上にライダース、
    または素材である革と向き合う時間が増えました。
    普通なら考えられないくらいの時間を1つのジャケットに費やしていますが、
    自分が昔感動した物を十数年後に追求して世に出し、同じ物が好きな方達に喜んでもらえていると実感しています。
    正直な所、ジャケット作成を始める前に比べ現在のほうがより一層苦労は増えましたが、
    良い物が出来たときの感動と、認めてもらえた実感が得られると、
    増えた苦労を差し引いてもその苦労はそんなに悪いものではないですね。

    工場に戻していたダブルライダースのサンプルですが、20日日曜日から再度展示することが可能になりました。
    まだ予約は受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/19 ABOUT DARK BLUE LEATHER

    今日は次にADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで発売されるダークブルーレザーについて話したいと思います。

    世間一般ではあまり多いとは言えないダークブルー/ネイビーのレザージャケットですが、
    ルイスやハイウェイマン等のヴィンテージジャケットに興味のある方なら、
    既にこのカラーは見慣れた色だと思います。USヴィンテージの歴史を見てみると、
    1番多いのはもちろん黒、2番目に多いカラーは茶色です。
    その為昔からアメリカ製の物を多く見慣れているライダースファンからすると、
    ライダース=黒か茶という意識が強いと思います。
    しかしカラージャケットが多く発売された70年代のイギリスでは黒に続く色は紺(ダークブルー)でした。
    もっと明るいブルーや昨日のブログで紹介したターコイズブルー等も打ち出していましたが、
    洋服としての着易さを考えた時に、当時黒に続いて多く支持されたのがダークブルーカラーです。
    確かに洋服として見ても、黒いパンツにダークブルーのライダースというのは、上下黒ほど重くなく、
    青やターコイズブルーほど派手じゃなく、
    当時のイギリスから現在の日本まで幅広く人気がある理由が良くわかります。
    日本人がブルーデニムばかり履いていることからもわかりますが、どうも日本人は潜在的に青が好きみたいですね?

    以前雑誌のインタビューやブログでも言いましたが、
    私が十数年前に初めて買ったルイスのヴィンテージもダークブルーカラーでした。
    それまで古いライダースと言えば、黒や茶が多く形も自分の好みに合わないと思っていたのですが、
    初めて買ったそれは着丈も長く程よく細身で10代の私には衝撃でした。
    その当時の新品のデザイナーズブランドではなく、
    数十年前にリアルバイカーが着ていたジャケットがこんなに服としてかっこいいなんてすごい事ですよね。
    逆に言うと、当時リアルに着ていた物だから今これだけかっこいいのだと後に気がつくわけですが、
    この辺は長くなるのでまた今度。
    ラインナップの中に紺や青があったのも、
    私がバイク用ではなくファッションとしてのめり込んでいった理由だと思います。
    昨日のブログでも書きましたが、
    この時代のダークブルーやブルー、ターコイズブルーのジャケットには他には無い魅力があります。
    このブログを呼んでいる方の中には、同じことを感じてのめりこんだ人も多いと思います。

    ヴィンテージでは同じダークブルーでも質感や色味など様々です。
    ほとんど黒に近い場合もあれば、青に近い場合もあります。
    店頭にあるヴィンテージレザーのダークブルーだけでもこのように違いがあります。

    このサイズの画像ではわかりにくいかもしれませんが、
    左のヴィンテージジャケットはツヤがかなり多く少し赤みがあります。右は逆にマットな感じですね。

    右もダークブルーですが、少し暗いところで見るとほぼ黒に見えるくらい濃い色です。
    個人的にはこれも好きですが、
    左は少し青の強い、私が最も好きな色あいの70’sダークブルーです。
    このジャケットはミントコンディションで試着くらいしかされていない状態なのですが、
    これはほとんど着用されていない状態でも、
    革製品に多い悪い意味での新品感が無く、ツヤも程よくあって、実際の革の質感もしなやかで着易いです。

    そこで既にご紹介済みのダブルライダースで使用する為に別注した革がこちらです。

    上の左の画像と比べるとわかると思いますが、かなり良い雰囲気に持っていくことができました。
    ダブルライダースを作るのに3度サンプルを作ったと以前のブログでも言いましたが、
    革もその度に改良して3回目ですごく良い雰囲気に仕上げることができました。
    もちろん実際に2つを比べるとカウハイドとホースハイド、
    厚みや重量が違うので全く同じではありませんが、満足できる仕上がりです。
    着用するにつれ、ホースハイド特有のツヤが出てよりいっそう雰囲気が出ると思います。
    馬革と言うと、昔多かった硬くて鎧みたいな馬革イメージする人も多いようですが、
    上のヴィンテージのようにしなやかで着易い馬革です。

    十数年前にヴィンテージライダースに魅せられ、私は今まで誰よりも多く良いジャケットを見てきたと思います。
    扱ってきた数は既に1000着をゆうに超えています。
    その分理想が高く自らハードルを上げてしまい、ジャケット製作を始めてからは今まで以上にライダース、
    または素材である革と向き合う時間が増えました。
    普通なら考えられないくらいの時間を1つのジャケットに費やしていますが、
    自分が昔感動した物を十数年後に追求して世に出し、同じ物が好きな方達に喜んでもらえていると実感しています。
    正直な所、ジャケット作成を始める前に比べ現在のほうがより一層苦労は増えましたが、
    良い物が出来たときの感動と、認めてもらえた実感が得られると、
    増えた苦労を差し引いてもその苦労はそんなに悪いものではないですね。

    工場に戻していたダブルライダースのサンプルですが、20日日曜日から再度展示することが可能になりました。
    まだ予約は受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/05 ありがとうございました


    本日発売したシープスキンシングルライダースですが、
    おかげさまで初日でほとんどが売れて在庫は40インチ1点のみとなりました。

    私が今まで経験してきたライダースに対する思いを全てぶつけて製作に励んでいる
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEですが、
    今日買っていただいた方々とお話させていただいた限り、
    連日ブログでどういう思いや狙いで各素材やパーツを選び作っているかを良く理解していただき、
    実際にジャケットを見て気に入ってくださっていると実感しました。
    元々ブログ等は苦手な性格なので昔はほとんど更新していなかったわけですが、
    昨年のデビュー作発売前頃から頻繁に更新するようになり、
    特にここ数日は他の作業で時間の無い中、仕事の合間を縫って伝えたいことを書き綴ったのですが、
    その甲斐があったと実感しています。
    またこれを励みに良い物作をしていきたいと思います。

    シープスキンシングルは40インチ1点のみとなりましたが、
    告知どおりホースハイドのダブルライダースの展示、予約はしております。
    また日を改めて、このダブルライダースをより詳しくご紹介させていただきますが、
    ご興味のある方は実物をご覧いただけますのでぜひお立ち寄り下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

     

  • 11/02/05 ありがとうございました


    本日発売したシープスキンシングルライダースですが、
    おかげさまで初日でほとんどが売れて在庫は40インチ1点のみとなりました。

    私が今まで経験してきたライダースに対する思いを全てぶつけて製作に励んでいる
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEですが、
    今日買っていただいた方々とお話させていただいた限り、
    連日ブログでどういう思いや狙いで各素材やパーツを選び作っているかを良く理解していただき、
    実際にジャケットを見て気に入ってくださっていると実感しました。
    元々ブログ等は苦手な性格なので昔はほとんど更新していなかったわけですが、
    昨年のデビュー作発売前頃から頻繁に更新するようになり、
    特にここ数日は他の作業で時間の無い中、仕事の合間を縫って伝えたいことを書き綴ったのですが、
    その甲斐があったと実感しています。
    またこれを励みに良い物作をしていきたいと思います。

    シープスキンシングルは40インチ1点のみとなりましたが、
    告知どおりホースハイドのダブルライダースの展示、予約はしております。
    また日を改めて、このダブルライダースをより詳しくご紹介させていただきますが、
    ご興味のある方は実物をご覧いただけますのでぜひお立ち寄り下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

     

  • 11/02/02 ABOUT ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE ~ NEW ZIPPER

    昨日からの続きになりますが、ライダースを作成するにあたって、革やシルエットにこだわるのは当たり前です。
    もちろん今まで数多くの良質なヴィンテージを扱っていますので、中途半端なものは自分自身が納得できません。
    例え革も狙い通りのものが使え、シルエットもいい、
    でもジッパー等の付属品が既製品の中で何となく選んだ物になっていたらせっかく拘ったジャケットが台無しです。
    先日のリペアのブログでも書きましたが、
    ジッパーなんてどうでもいい人もいると思いますが、私はどうでもよくありません。

    そこでまずは国内外のジップメーカーの既製品を調べて、
    自分が使いたい形のものが無いか、無いなら別注できないか調べました。
    しかしヴィンテージスタイルの引き手やエンドボックスを作っているジップメーカーのデザインは、
    どれもUSヴィンテージウェアについているような形状の物ばかりです。
    そっちの物はかなり忠実にデザインベースとして使われている商品が既にたくさんありますので、
    需要もあるわけです。
    しかしこっちはUKヴィンテージ。ルイスルイスと言われるようになって随分経ちますが、
    広く見ればまだまだマイナーな存在です。
    そこで私が望む形状のジッパー3種類(フロント、ボール、袖)と、
    フロントジップのエンドボックスを作れる所は無いか探し始めたわけですが… 

    国内外のジップメーカーに聞いてみると、メーカーが所有する既成の型を使うのではなく、
    こちらからの持ち込みデザインの場合、
    消化するのに一生掛かるような数のオーダーが必要と、どのメーカーからも返事がきました。
    さすがにそれでは一千万円単位のとんでも無い金額になりますので、そこでジップの件は一度断念したわけです。
    現実を思い知らされ、その時世の中のジャケットの多くが既製品のパーツを使っている理由が分かりました。
    ジッパーに関しては、理想に近い物を作ることはできるけど、売り物としてコストを考えると作れないということです。
    それからもう1度既製品の中でなんとか希望に近いものや、
    それを加工して近づけることができないか調べましたが、やはり良い結果はでませんでした。

    しかし、どうしても私の好きなヴィンテージと同じ形状のジッパーを付けたいという思いを諦めきれず、
    しつこく色々探していたときに、
    1件できるかもしれない所を見つけましたが、話してみると担当者の反応はイマイチ….. 
    結局駄目だった他の工場と同じ展開になりかけましたが、途中私が言った一言で、一気に現実的になりました。
    ここでは内容は言えませんが、あの時途中で諦めていたら、
    今ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEを作っていなかったと思います。

    しかしそれでも生産ロットは非現実的な数でした。
    普通服を作る場合、デザインや素材から入ってそれに合う付属品を既製品から選び、
    もし合うものが無ければある程度大きいブランドならオリジナルで作成することもあります。
    しかし大体はジッパーの引き手のみ作る場合がほとんどです。最近ジーパンは多いですね。
    ライダースならフロントジッパーの引き手だけか、こだわるブランドなら袖ジップの引き手も作るかもしれません。
    引き手2種類だけなら莫大な費用にはなりませんし、
    大きいブランドなら大量に作らざるを得ないロットも一定時期で消化することができます。
    しかし私のような小さい店を一つ持っているような規模では到底消化できません。
    見積書の金額を見て躊躇してしまい別注を辞めようかとも思いましたが、
    私がジャケットを作ると決めた当初のコンセプトである、

    良質なヴィンテージジャケットに見劣りしない物が作れるのか? 
    私自身が欲しいと思える新品のジャケットが作れるのか?

    これを成し遂げるには見積書を見てビビッているわけにはいかず、
    ライダースのジッパーに払う金額ではありませんでしたが、実現させたわけです。


    フロントはイギリスで60年代~70年頃までによく使われていた引き手の形状をそのまま再現しました。
    引き手には通常メーカー名かその頭文字が入りますので、そこはもちろんADDICTです。
    フロントジップ下のエンドボックスは既にリペアブログでもご紹介済みですが、無骨なスクエアタイプです。
    当時のイギリス製ライダースには細かく分けると色々な形状のものがありますが、この形状が一番好きです。

    袖ジップは、引き手をイギリスで60年代から70年代に最も多く使われていた形にあわせ、
    文字は頭文字のAを、型抜きではなく当時と同じプリントです。

    ボールジップは似たものが既製品でもあるのですが、
    個人的に細かい形状の部分で好きになれなかったのでオリジナルで作成しました。
    色はヴィンテージでよくある、鈍く黒ずんだ質感を再現しました。

    ほとんどの人はどうでもいいと言うかもしれませんが、個人的には大満足です。
    これだけ苦労して費用も掛かったジッパーですが、そのまま売値に上乗せして価格に反映させるつもりはありません。
    金具1つまで気に入らないものは付けたくない、
    多分UKヴィンテージライダースに世界一没頭してきた、私の只のわがままです。

    現在ではブログで何度か紹介しているとおり、リペアでもオリジナルジップを使えるようになり、
    昔私自身が一消費者の立場のときに困っていた、
    ヴィンテージのリペアも完璧にできるようになり、お客さんには喜んで頂けています。

    ヴィンテージライダースに関してはプロ中のプロですし、
    新品の服を売る仕事には過去就いていましたが、服作りに関しては素人でした。
    革についても今まで見てきた物の莫大な経験はありますが、
    それは感覚の話で革のタンナーさん等に比べれば専門的な知識は当たり前ですが浅いものでした。
    それがジャケットを作るにあたって、
    色々な革業者さんやタンナーさんとお話しすることによって専門的な知識が付き、
    今までの数々のヴィンテージを見てきた経験からくるニュアンスと、
    革のなめしや仕上げ、原皮等の専門的な知識が揃い、良い物が作れるようになりました。
    縫製も知人の紹介で誰もが知っているブランドを縫っている工場を使うことができるようになり、
    シルエットを決める上で重要な、上手いパターンナーさんにも協力していただけるようになりました。
    細かい部分でサポートしてくれるスタッフにも感謝しています。
    これで狙い通りの素材、パーツ、工場、パターンナーさんやスタッフ全てが揃い、
    2年越しのADDICT CLOTHES NEW VINTAGEが始まったわけです。

    今このブログを読んで頂いている方の中には、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEをすごく楽しみにして頂いている方もいるかと思います。
    ただ全てが揃った今、当初のコンセプトどおりNEW VINTAGEを一番楽しみにしているのは多分私自身だと思います。
    この時点でもう既に、私の中ではADDICT CLOTHES NEW VINTAGEは成功したと言えます。
    あとは今まで私の見てきた良い物を色々な形にして、
    オリジナルヴィンテージ同様追及して紹介していきます。

    長くなりましたが、
    やっとADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの誕生までの道のりを話しをすることができましたので、
    先日のブログで発売日に用意していると言ったニュースを明日ご紹介したいと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/02 ABOUT ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE ~ NEW ZIPPER

    昨日からの続きになりますが、ライダースを作成するにあたって、革やシルエットにこだわるのは当たり前です。
    もちろん今まで数多くの良質なヴィンテージを扱っていますので、中途半端なものは自分自身が納得できません。
    例え革も狙い通りのものが使え、シルエットもいい、
    でもジッパー等の付属品が既製品の中で何となく選んだ物になっていたらせっかく拘ったジャケットが台無しです。
    先日のリペアのブログでも書きましたが、
    ジッパーなんてどうでもいい人もいると思いますが、私はどうでもよくありません。

    そこでまずは国内外のジップメーカーの既製品を調べて、
    自分が使いたい形のものが無いか、無いなら別注できないか調べました。
    しかしヴィンテージスタイルの引き手やエンドボックスを作っているジップメーカーのデザインは、
    どれもUSヴィンテージウェアについているような形状の物ばかりです。
    そっちの物はかなり忠実にデザインベースとして使われている商品が既にたくさんありますので、
    需要もあるわけです。
    しかしこっちはUKヴィンテージ。ルイスルイスと言われるようになって随分経ちますが、
    広く見ればまだまだマイナーな存在です。
    そこで私が望む形状のジッパー3種類(フロント、ボール、袖)と、
    フロントジップのエンドボックスを作れる所は無いか探し始めたわけですが… 

    国内外のジップメーカーに聞いてみると、メーカーが所有する既成の型を使うのではなく、
    こちらからの持ち込みデザインの場合、
    消化するのに一生掛かるような数のオーダーが必要と、どのメーカーからも返事がきました。
    さすがにそれでは一千万円単位のとんでも無い金額になりますので、そこでジップの件は一度断念したわけです。
    現実を思い知らされ、その時世の中のジャケットの多くが既製品のパーツを使っている理由が分かりました。
    ジッパーに関しては、理想に近い物を作ることはできるけど、売り物としてコストを考えると作れないということです。
    それからもう1度既製品の中でなんとか希望に近いものや、
    それを加工して近づけることができないか調べましたが、やはり良い結果はでませんでした。

    しかし、どうしても私の好きなヴィンテージと同じ形状のジッパーを付けたいという思いを諦めきれず、
    しつこく色々探していたときに、
    1件できるかもしれない所を見つけましたが、話してみると担当者の反応はイマイチ….. 
    結局駄目だった他の工場と同じ展開になりかけましたが、途中私が言った一言で、一気に現実的になりました。
    ここでは内容は言えませんが、あの時途中で諦めていたら、
    今ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEを作っていなかったと思います。

    しかしそれでも生産ロットは非現実的な数でした。
    普通服を作る場合、デザインや素材から入ってそれに合う付属品を既製品から選び、
    もし合うものが無ければある程度大きいブランドならオリジナルで作成することもあります。
    しかし大体はジッパーの引き手のみ作る場合がほとんどです。最近ジーパンは多いですね。
    ライダースならフロントジッパーの引き手だけか、こだわるブランドなら袖ジップの引き手も作るかもしれません。
    引き手2種類だけなら莫大な費用にはなりませんし、
    大きいブランドなら大量に作らざるを得ないロットも一定時期で消化することができます。
    しかし私のような小さい店を一つ持っているような規模では到底消化できません。
    見積書の金額を見て躊躇してしまい別注を辞めようかとも思いましたが、
    私がジャケットを作ると決めた当初のコンセプトである、

    良質なヴィンテージジャケットに見劣りしない物が作れるのか? 
    私自身が欲しいと思える新品のジャケットが作れるのか?

    これを成し遂げるには見積書を見てビビッているわけにはいかず、
    ライダースのジッパーに払う金額ではありませんでしたが、実現させたわけです。


    フロントはイギリスで60年代~70年頃までによく使われていた引き手の形状をそのまま再現しました。
    引き手には通常メーカー名かその頭文字が入りますので、そこはもちろんADDICTです。
    フロントジップ下のエンドボックスは既にリペアブログでもご紹介済みですが、無骨なスクエアタイプです。
    当時のイギリス製ライダースには細かく分けると色々な形状のものがありますが、この形状が一番好きです。

    袖ジップは、引き手をイギリスで60年代から70年代に最も多く使われていた形にあわせ、
    文字は頭文字のAを、型抜きではなく当時と同じプリントです。

    ボールジップは似たものが既製品でもあるのですが、
    個人的に細かい形状の部分で好きになれなかったのでオリジナルで作成しました。
    色はヴィンテージでよくある、鈍く黒ずんだ質感を再現しました。

    ほとんどの人はどうでもいいと言うかもしれませんが、個人的には大満足です。
    これだけ苦労して費用も掛かったジッパーですが、そのまま売値に上乗せして価格に反映させるつもりはありません。
    金具1つまで気に入らないものは付けたくない、
    多分UKヴィンテージライダースに世界一没頭してきた、私の只のわがままです。

    現在ではブログで何度か紹介しているとおり、リペアでもオリジナルジップを使えるようになり、
    昔私自身が一消費者の立場のときに困っていた、
    ヴィンテージのリペアも完璧にできるようになり、お客さんには喜んで頂けています。

    ヴィンテージライダースに関してはプロ中のプロですし、
    新品の服を売る仕事には過去就いていましたが、服作りに関しては素人でした。
    革についても今まで見てきた物の莫大な経験はありますが、
    それは感覚の話で革のタンナーさん等に比べれば専門的な知識は当たり前ですが浅いものでした。
    それがジャケットを作るにあたって、
    色々な革業者さんやタンナーさんとお話しすることによって専門的な知識が付き、
    今までの数々のヴィンテージを見てきた経験からくるニュアンスと、
    革のなめしや仕上げ、原皮等の専門的な知識が揃い、良い物が作れるようになりました。
    縫製も知人の紹介で誰もが知っているブランドを縫っている工場を使うことができるようになり、
    シルエットを決める上で重要な、上手いパターンナーさんにも協力していただけるようになりました。
    細かい部分でサポートしてくれるスタッフにも感謝しています。
    これで狙い通りの素材、パーツ、工場、パターンナーさんやスタッフ全てが揃い、
    2年越しのADDICT CLOTHES NEW VINTAGEが始まったわけです。

    今このブログを読んで頂いている方の中には、
    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEをすごく楽しみにして頂いている方もいるかと思います。
    ただ全てが揃った今、当初のコンセプトどおりNEW VINTAGEを一番楽しみにしているのは多分私自身だと思います。
    この時点でもう既に、私の中ではADDICT CLOTHES NEW VINTAGEは成功したと言えます。
    あとは今まで私の見てきた良い物を色々な形にして、
    オリジナルヴィンテージ同様追及して紹介していきます。

    長くなりましたが、
    やっとADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの誕生までの道のりを話しをすることができましたので、
    先日のブログで発売日に用意していると言ったニュースを明日ご紹介したいと思います。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/01 ABOUT ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE

    今日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの第二弾以降のジャケットに付く付属品をご紹介します。
    2年前からのことを思い出しながら書いていると、
    多分すごく長いブログになってしまうと思いますので、2日に分けて書こうと思います。
    長くて読むのが面倒だと思う方は飛ばして頂いても結構ですが、ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEには、
    たかがジッパーにも作り手の強い思いが込められていることが分かって頂けると思いますので、
    興味のある方は最後までお付き合い下さい。

    まずバックルやボタンはデビュー作のホースハイドシングルジャケットと同様の形のものになります。
    形状は同じですが、微妙に色味が違うものをいくつか用意していますので、
    ジャケットのデザインや色によって組み合わせを変えていきます。

    バックルとボタン以外でライダースのパーツといえば、革と裏地の素材を除けば後はジッパーだけです。

    年末に発売したデビュー作のホースハイドシングルライダースには、
    全てデッドストックのヴィンテージジップをつけましたが、
    やはりその部分に強く反応するのは普段からヴィンテージを着ている方達です。
    15着のうち、半分くらいはヴィンテージジャケットを何着か所有されている方々に購入していただいたと思います。
    私は新品のジャケットを作る場合、
    ヴィンテージを持っていない人達に私が感じてきた良い物の感覚を提案することはもちろん、
    オリジナルヴィンテージを着ている人たちにも認められる物を作りたいと思っていましたので、
    満足できる結果になりました。

    更に話をさかのぼってくと、2年前にはジャケット製作に向けて少しずつ動き出していて、
    丁度その頃イギリスで知人からヴィンテージジップを購入することができ、
    最初に作るジャケットにはこれをつけようと思ったことを覚えています。
    しかしそれと同時に、
    デビュー作に付けたヴィンテージジップに見劣りしない物を2作目以降に用意しなければいけなくなりました。

    そもそも私がジャケット製作を始めたのは、今まで見てきた、
    または所有している良質なヴィンテージジャケットに見劣りしない物が作れるのか?
    それとも誰も作ろうとしていないからこの世に無いのか?という疑問があったからです。
    完全に同じ物を作るのは無理なのでそれを目指すつもりはありませんが、
    上で言った良質なヴィンテージに見劣りしない物が作れるのか?
    すなわち、私自身が欲しいと思える新品のジャケットが作れるのか? というのがテーマでした。

    例えばヴィンテージジャケットは擦れたり色褪せたりで革の色や金具の色も変わっています。
    それを経年変化と言い、普通はネガティブに捉える傷や色褪せや汚れをアジと言うのです。
    傷や色褪せ、汚れがあれば見た目が新品と違うのは当たり前ですが、私の言う良質なヴィンテージは、
    デッドストックやミントコンディションのきれいな状態でも、
    今作られた新品や新古品とは違う独特の雰囲気、オーラがあります。
    それは今の革やパーツでは作ることができないのか?それとも誰もやろうとしていないからこの世に無いのか?
    この数年来の疑問を解決したいが為に、まずはビジネスではなく趣味の領域からのスタートしたのが2年前でした。

    そこからジッパー一つに紆余曲折があるのですが、ここからが長くなるので続きはまた明日書くことにします。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡

  • 11/02/01 ABOUT ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE

    今日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの第二弾以降のジャケットに付く付属品をご紹介します。
    2年前からのことを思い出しながら書いていると、
    多分すごく長いブログになってしまうと思いますので、2日に分けて書こうと思います。
    長くて読むのが面倒だと思う方は飛ばして頂いても結構ですが、ADDICT CLOTHES NEW VINTAGEには、
    たかがジッパーにも作り手の強い思いが込められていることが分かって頂けると思いますので、
    興味のある方は最後までお付き合い下さい。

    まずバックルやボタンはデビュー作のホースハイドシングルジャケットと同様の形のものになります。
    形状は同じですが、微妙に色味が違うものをいくつか用意していますので、
    ジャケットのデザインや色によって組み合わせを変えていきます。

    バックルとボタン以外でライダースのパーツといえば、革と裏地の素材を除けば後はジッパーだけです。

    年末に発売したデビュー作のホースハイドシングルライダースには、
    全てデッドストックのヴィンテージジップをつけましたが、
    やはりその部分に強く反応するのは普段からヴィンテージを着ている方達です。
    15着のうち、半分くらいはヴィンテージジャケットを何着か所有されている方々に購入していただいたと思います。
    私は新品のジャケットを作る場合、
    ヴィンテージを持っていない人達に私が感じてきた良い物の感覚を提案することはもちろん、
    オリジナルヴィンテージを着ている人たちにも認められる物を作りたいと思っていましたので、
    満足できる結果になりました。

    更に話をさかのぼってくと、2年前にはジャケット製作に向けて少しずつ動き出していて、
    丁度その頃イギリスで知人からヴィンテージジップを購入することができ、
    最初に作るジャケットにはこれをつけようと思ったことを覚えています。
    しかしそれと同時に、
    デビュー作に付けたヴィンテージジップに見劣りしない物を2作目以降に用意しなければいけなくなりました。

    そもそも私がジャケット製作を始めたのは、今まで見てきた、
    または所有している良質なヴィンテージジャケットに見劣りしない物が作れるのか?
    それとも誰も作ろうとしていないからこの世に無いのか?という疑問があったからです。
    完全に同じ物を作るのは無理なのでそれを目指すつもりはありませんが、
    上で言った良質なヴィンテージに見劣りしない物が作れるのか?
    すなわち、私自身が欲しいと思える新品のジャケットが作れるのか? というのがテーマでした。

    例えばヴィンテージジャケットは擦れたり色褪せたりで革の色や金具の色も変わっています。
    それを経年変化と言い、普通はネガティブに捉える傷や色褪せや汚れをアジと言うのです。
    傷や色褪せ、汚れがあれば見た目が新品と違うのは当たり前ですが、私の言う良質なヴィンテージは、
    デッドストックやミントコンディションのきれいな状態でも、
    今作られた新品や新古品とは違う独特の雰囲気、オーラがあります。
    それは今の革やパーツでは作ることができないのか?それとも誰もやろうとしていないからこの世に無いのか?
    この数年来の疑問を解決したいが為に、まずはビジネスではなく趣味の領域からのスタートしたのが2年前でした。

    そこからジッパー一つに紆余曲折があるのですが、ここからが長くなるので続きはまた明日書くことにします。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡