WORKS

2014年12月19日(金)

Today’s Workshop

岡山県より修理車両の1959 Velocette VENOMが到着しました。

オーナー様はとても情熱のある方で自分で整備やエンジン丸ごとイギリスのレストアラーに送って
オーバーホールさせるなど色々されたみたいですが、
どうしてもエンジンがかからないとの事で機関、車体各部の整備依頼を頂きました。

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キャブレターを分解点検取り付けしてエンジン始動の準備をし始動を試みるのですが掛かる気配がありません。
キックを繰り返すうちにキックリターンスプリングが折れてしまったので気を取り直して交換し
(スプリング交換時に別の不具合個所もみつかりました。。)
一応リビルト調整済みと聞いているエンジンの点検に入ります。

ロッカーインスペクションカバーのスクリュー、タイミングチェストのカバースクリューのネジ穴が
8か所も舐めているのを発見しつつバルタイ、点火時期の調整をします。

結果両方ともずれがありましたので点火時期はさっさと再調整、
バルブタイミングはカムのデュレーションを計測後ロブセンターを割り出し数回に分けて補正しました。

再度始動準備をしていざキック。


無事にかかりました。

あとはその他の不具合も修理してお客様にお戻しします。

ナンバープレートをみると最低でも15年近く走って無かったようです。
来春は日本の路上にヴェロセットがまた一台増えそうです。

 

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES
Mechanic 木谷