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MATCHLESS

2017年11月04日(土)

In store now

先日ご紹介しました委託販売車両のMatchlessが東京店に入庫致しました。
お問い合わせ頂いた方々、ご興味持たれた方は店頭で是非現車を見てみてください。
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ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2017年10月03日(火)

Matchless G3LC for sale

またまた委託販売車両の紹介です。
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1951 Matchless G3LC (350ccOHV)    SOLD OUT
マチレスのトライアルコンペティションモデルのG3LCです。
コンペティション用の専用フレーム、オールアロイエンジンで街中をヒラヒラと
軽快に走れる楽しいモデルです。
現オーナー様は多忙で中々乗る機会が取れない模様でもっと乗ってくれる人にとのことで
委託販売に登場です。

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見ての通り非常にカッコ良いです。
前回納車時にしっかり整備点検してますのですぐ乗り出せるグッドコンディションです。
探しても中々出ない車両且つお求めやすい価格になっておりますのでお早めの
ご決断をオススメします。

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ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2015年08月09日(日)

FOR SALE

ありがたいことに仕事のご依頼を多くいただいており、
昨年から中々進めることができていなかった在庫車両ですが、合間合間を使ってようやく仕上がってきました。

50年ヴェロセットMACと51年マチレスG3LCです。

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どちらも350ccならではの軽快さがありながら、街を走るには十分な加速感とパワーがあります。
リジッドフレーム特有の乗り味も楽しい車両ですね。

車両の詳細はウェブサイトMOTORCYCLESからSTOCKへと進んでご確認ください。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2015年07月04日(土)

From United Kingdom

先日イギリスからバイクが届いたので通関業務に行ってきました。

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途中、普段はあり得ないトラブルがありましたが、無事木枠を積んで店に戻ります。

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到着後手分けして木枠を分解していきます。
面倒な作業ですが、その分毎回開ける瞬間が楽しみですね。

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今回は一気に2台輸入しました~

車両は改めて紹介しますが、30年代のマチレスと40年代のノートンです。
どちらもガーダーフォークの車両です。

今年に入り5台イギリスから買い付けましたが、これで全て届きました。
稀に紹介前に売れることもありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2015年04月05日(日)

My favorite

こういうのにさらっと乗りたい今日この頃。

無題

 

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES
mechanic 木谷

2015年03月27日(金)

MATCHLESS G3LC

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整備依頼、売約済車両の仕事に追われ、中々在庫車両が起こせていませんでしたが、
ついにエンジンが乗りそろそろこいつが完成します。

もちろんFOR SALEなので気になる方はぜひお問い合わせを。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2014年12月06日(土)

Today’s Workshop

お客様の車両整備の合間に販売車両の整備も少しずつ進めています。
今日はその一部をご紹介します。

1951 Matchless G3LCのエンジンですが、始動性も良く全体的には程度良さそうでしたが、
実際分解してみると色々あります。

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タペット、タペットガイドが摩耗してクリアランス過大でしたので抜き取り新品に交換します。
簡単そうに書いてますがマチレス、AJSのこのシリーズのエンジンは後からタペットを差し込めない構造ですので、
抜き取り時もまとめて抜き取ります。

タペットだけ抜き取れればその穴を利用して抜き取れるのですが、
構造上無理なので昔自作した交換用工具で押し出して外します。(プーラーと言うよりプッシャーですね)

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自作プーラーです。

無事抜き取れたので新品をインストール。
嵌め合い距離が長いので緊張しますが、十分に加熱して無事挿入、一緒にカムブッシュも交換。

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完了です。
ラインリーム後にカムシャフトエンドプレイを測定しておきます。

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では続きはまた後日。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2014年08月28日(木)

車両情報 – MATCHLESS

今日は海外で売りに出ているマチレスの車両紹介をしてきます。

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1939 G3 350㏄ (OHV) SOLD

ガーダーフォークのG3です。
39年なので元々フットチェンジですが、こちらはハンドチェンジに変更されています。
もちろんフットチェンジに戻すことも可能です。

ガーダーフォークのバイクにしては安めの価格設定です。
その分整備に費用をかけられますので、メーカー問わずガーダーフォークのバイクに乗りたい方にはお勧めです。

現在のレートで約80万位なので、輸入諸費用、登録費用等を含む現状乗り出し価格が150万位になります。
更にエンジン、ギアボックスなど完全OHをご希望の場合は別途承りますので、お気軽にお問い合わせご相談ください。

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1948 G80 500㏄ (OHV) SOLD

単気筒500のG80です。
アップマフラーに変わっていますが、もちろんダウンマフラーに戻すことも可能です。
せっかくなんでアップマフラーのまま楽しんでみたいですね。

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1951 G3LC 350cc (OHV) ¥1,700,000+TAX  (予価)

これはうちの在庫車両です。
現在整備の為エンジンが下りていますが、完成するとこんな感じになります。

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実物は上の画像にも劣らないくらいかっこいい車両です。
アルミフェンダーのくすみやタンクのペイントの剥げ方など時代を感じさせる、ちゃんと走ってきた、
良い意味でのアジの出ている車両です。
レストアされた綺麗なバイクとはまた違った、お金をかけても作ることはできない雰囲気のバイクなので気になる方はぜひ見に来てください。

Matchless G80CS JSL764 098

ちなみに現在、とてもコンディションの良い61年のG80CSも売りに出ていますが、現地車両代だけで210万です。SOLD
輸入して登録まで入れると300万を超えますので、うちの在庫のG3LCはお買い得だと思いますよ。

もちろんこのG80CSも輸入できますので興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

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2014年08月20日(水)

BRITISH MOTORCYCLE MANUFACTURERS – MATCHLESS

今日も英国車のメーカーを1つ紹介しようと思います。

今日紹介するMATCHLESS(マチレス)です。
イギリスでは最も古いメーカーの一つですが日本ではあまり馴染みがないと思います。
ではなぜ日本ではトライアンフはもちろん、BSAやNORTONと比べ知名度がないのでしょうか?
多分一番の理由は、単純に日本でマチレスの車両を販売しているお店がほとんどないからです。
ほとんど知られていないことですが、実はマチレスは現在でもパーツ環境が優れています。
今日はマチレスの簡単な歴史と、うちで販売する可能性が高い車両を中心に紹介していきたいと思います。

マチレスは1899年に創業し、1907年から始まったマン島TTレースではいきなり優勝します。
その後
1909年と1910年にも優勝し、一気にマチレスは注目を集めるようになります。

初期のマチレスは単気筒エンジンのモデルが中心でしたが、
500cc~1000ccの排気量のV型二気筒エンジンのモデルも少量ですが生産ようになります。
当初はJAPエンジンなど、他社製エンジンを搭載していたのですが、
1912年からはエンジンも自社生産するようになっていきます。

そして第一次世界大戦を挟み、1930年には400ccV型二気筒SVエンジンのシルバーアロー、
翌31年には600ccV型四気筒OHCエンジンのシルバーホークを発売します。
V型多気筒エンジンは当時としては最新のメカニズムでしたが、高コストの為良いセールスとはならず、
その為現在のヴィンテージ市場でもシルバーアローやシルバーホークは極々まれに見る車両となっています。

1931年にはAJSを、30年代後半にはSUNBEAMを買収しますが、SUNBEAMは数年後にBSAに売却することになります。

マチレスのエンジン開発技術は非常に優れており、1935年から1940年にかけては、
あのブラフシューペリアにもエンジンを供給していました。

1938年にはMATCHLESSやAJSを2大ブランドとして掲げる会社として AMC が設立されます。
AMCは後にFRANCIS BARNETTやJAMES、NORTONといったメーカーを吸収し巨大な企業へと発展していきます。

第二次世界大戦中には多くの車両をイギリス軍に供給しています。
他のメーカーが供給したバイクのフロントフォークがガーダーフォークだったのに対し、
マチレスが供給したバイクには他のほとんどのメーカーが第二次世界大戦後の50年代初頭から搭載する、
テレスコピックフォークが既に搭載されていました。

第二次世界大戦後にはツインエンジンモデルを次々と発表し、レースシーンでも活躍していきます。
そして1968年までマチレスのバイクは生産され続けます。

今回は単気筒バイク中心の話にしますので、ツインエンジンのバイクについてはまた機会があれば紹介しようと思います。

ここからはマチレスのラインナップからADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで販売整備するであろう、
お勧めの車両を紹介していきます。

まずは戦前30年代の車両から、G3 350cc OHV
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テレスコリジッドの50年代G3L 350cc OHV
1950 G3L

後にフレームがスイングアーム化されます。
G3LS 350cc OHV
Matchless 1954 G3LS-1

 

次は500ccのOHVモデルのG80 
排気量が違うだけで基本的に350ccのG3系と同じです。G3系同様タンクの色は黒もあります。
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スイングアームのG80S
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コンペディション(競技用)モデルのG80CS
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当時の位置づけが競技用モデルとはいえ、ロードモデルのパーツを流用すればちゃんと公道で走れます。

上記のモデルは基本構造が同じで時代が進んでいきますので、
パーツ供給も非常に良く、まだ現地車両価格もそれほど高くありません。
旧車なので希望のものが簡単に見つかるわけではありませんが、良い車両があれば紹介しようと思います。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

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