motorcycle blog

INFORMATION

2014年09月23日(火)

COMING SOON

6月に渋谷から現在の店舗に移転してきましたが、
新店舗にも変わらず来て下さるお客様も大変多くありがたく思います。

今回、アパレル店舗が全く無い新宿の外れのテナントを選んだのは新しく私の趣味である
クラシック&ヴィンテージバイクを整備販売する店を併設する為です。

まだ完全には始動していないADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLESですが、
店頭にはかなりバイクが増えてきました。

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あと1か月位は準備期間になりますが、
10月末~11月上旬にはSHOPスペースのドアを挟んだ裏に整備工場が完成します。
現在着々と準備を進めています。

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更に準備が進んだ頃にまた工場の方も紹介しようと思います。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES

2014年08月10日(日)

夏季休業のお知らせ

8月14日(木)~8月18日(月)まで夏季休業をいただきます。

13日夜以降のお問い合わせのお返事、通販の発送は19日になります。

ADDICT CLOTHES

2014年07月25日(金)

納車パターン

今日は旧車を買う場合の納車のパターンをいくつか紹介しようと思います。

今日はその3つをご説明したいと思います。

① あまりありませんが、輸入したままの状態で書類を付けて現状でお渡しする方法。

エンジンが始動できればとりあえず動きますが、基本的にご自身で修理することを前提とする方法です。
もちろん後から別途費用を頂いての整備も可能です。

② 輸入した車両の要整備箇所を整備して、登録後にお渡しする方法

ある程度走るようにしながら初期コストを抑える方法です。
そのままでも数年大きな故障はないかもしれませんが、数十km走っただけで他に不具合が出る可能性もあります。
まずは乗りながらその都度出てきたトラブルに対処して乗っていく方法になります。

③ エンジン、ギアボックス、車体回り、電装など、不具合のある箇所を全てOHする完全整備渡し

初期コストが高くなり、整備個所が増える分時間もかかりますが、
長期間所有することが前提なら、結果的に安く安心して本来の性能を発揮しながら乗ることができる方法です。

状況によって上記3つの中間という場合もありますが、基本的にはこのようになります。

ちなみに在庫車両の場合①はありません。
在庫車両は何かしら手を加えて店頭に出していますので、ウェブ、店頭共にその都度ご説明します。

どれが安心して乗れるかは間違いなく③ですが、初期費用など現実的に考えれば選ぶ方次第だと思います。
ただし②を選んで後から数回に分けて結果同じ整備をするするよりも、
まとめて行ったほうが1度でばらす分、③のほうが工賃は安くなります。

旧車を売るにあたって、敷居を下げる為に良いことばかり書いて何も不安がないと言うのは嘘になります。
私自身、現在個人的に3台旧車を所有していますが、どれも①と②の方法で買いました。
①と②を選んだ場合のデメリットは、数年に分けて結果的に③と同等の金額を整備に使ったとしても、
人間ちょこちょこ10万20万の整備代がかかるとトータルで③と同額でも気になるものです。
それに加えある箇所を直した後に別の場所が壊れるとまたしばらく乗れなくなります。
運が悪いとこういうことがありますので、結果的に金額は同じくらいでも気分的には良いものではありません。
③の方法で最初に時間と費用をかけてしまえば、あとからは大きな整備代もかからず調子よく快適に乗ることができます。

では②のメリットは何でしょう? 私は①か②の方法で購入して後悔したことはありません。
もちろん後に整備を重ね③の状態に近づいた時の快適さには感動しましたが。

6年前に買ったBSAは②の方法でしたが、その後6年間すごく大きな修理はしていません。
もちろん常に良い調子ではありませんし、細かい修理はそれなりにしています。
③と違いどこか壊れて直す事を経験したほうが、どういう不具合を直してどういうふうに調子が良くなったかを実感することができます。
これは経験になりますし、完全OH済みのバイクだと状態が良い分中々経験はできません。

もう1つはエンジン、ギアボックスのOHとなると整備代で70万~100万位はしていまします。
そうすると総予算が200万円だとした場合、車両代は輸入諸費用を含めて100万円位になるので選択肢がかなり狭くなります。
旧車を買う場合、ルックスやメーカー等拘りも色々あると思います。
所有しながらちょこちょこ直していく方が、車両価格の面でも選択肢を広げられるメリットはあります。

あと②を選ぶ場合は多少金額が割高でもなるべく状態の良い物、もちろん信頼できるお店で購入される方が結果的には得だと思います。
どうしても購入するときは最初の金額を優先しがちですが、購入時の金額ばかりに重点を置いてしまい、
結局なかなか乗ることができなかったり、整備代が高くつくことはよくある話です。

わざとネガティブなことも書きましたが、もちろんちゃんと整備すれば現代の道路状況でも十分走ることができます。
私は店を移転してバイク通勤が可能になったので、ほぼ毎日29年のSUNBEAMで通勤しています。
4年前に状態の良い車両を購入して4年間で細かい修理は行いましたが、
1度マグネトーをOHしてからは何の不具合もなく快適に乗っています。
ただし壊れないとか、整備が楽とか、速さとか快適さに重点を置いてバイクを選ぶなら、
何も50年やそれ以上前のバイクに乗る必要がありません。
多少の不便さや不具合があってもそれをも楽しめるようになれば、すばらしいライフスタイルになると思います。
慣れてくると動かない時間も楽しめるし、乗れない時期があるから乗れるのが余計に楽しくなりますから。

旧車に乗るのに一番必要なものは何かというと、それは情熱だと思います。
バイクなんて新旧色々ありますし、そもそもバイクに乗る必要もありません。
でも情熱があれば背伸びして高いバイクを買うこともいつかできるだろうし、それがそのうち当たり前にもなります。
こんなバイク乗れると思ってなかったと数年前に言っていた人が今では普通に乗っているなんてよくある話です。
その人達に共通しているのはお金がたくさんあるということではなく、皆情熱を持っていることです。
別に自分で直せないから古いバイクに乗ったら駄目なんて決まりはありません。
その為にプロがいるわけだし、乗っているうちに多少仕組みもわかってくるし、
初めは対処できなかったトラブルにもそのうち対応できるようになります。
自分で少しずつ整備を覚えてもいいし、プロに任せて完璧に仕上げてもらう為に頑張って働いたり節約するのも情熱です。
どういう手段であれ、ちゃんと整備された旧車にいつでも乗れる環境があるというのは、本当に楽しいものです。

話をまとめると、とにかく動かなくなったりするのは嫌だ、という方はなるべく③に近づける為に費用をかけて良い状態にしたほうが快適だと思いますし、
その過程も楽しもうという方で自分で整備するスキルが多少あるなら①でも、基本的にお店に任せる方なら②で全然いいと思います。

今後初めて旧車を買おうとしている方々は、今回の内容を参考にしていただければと思います。

一通り説明も終わったので、後日他のメーカー紹介と並行して現在海外で売りに出ている車両も紹介しようと思います。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES 

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2014年07月05日(土)

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCES

既に告知してある通り、新店舗ではレザージャケットやブーツなどのアパレルと共に
英国製のヴィンテージ、クラッシックバイクの取り扱いも始まります。
本格的な始動はこの秋からの予定ですが、既に店舗ではいくつかのバイクも展示販売しております。

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トライアンフやBSAだけでなく、基本的には英国車であれば幅広く対応しています。
在庫販売はもちろん、持込みの整備、ご希望の年代やスタイルに合った車両をイギリスはもちろん、
ヨーロッパ中から探すことも可能です。

英車といってもTRIUMPHやBSA、NORTONくらいしか耳にしたことがない方も多いと思います。
なので次回から数回に分けて、今後ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLESで取り扱うメーカーの
簡単な歴史や主要モデルを紹介していきたいと思います。

ADDICT CLOTHES VINTAGE MOTORCYCLES
石嶋 聡

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